SSブログ

【作業2日目】「カード・パスケース」手作り … 革の裏面(床面)と側面(コバ)へCMCを塗って磨き上げた。ツルツル。 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り(続き)。

 革の裏面(床面)と側面(コバ)に対して、昨晩から練り溶かして準備しておいたCMCの水溶液を塗って、へらで毛羽立ちを押さえ付けるようにして磨き上げる作業。

 初心者向けキットなので、既に材料の革は裁断済み。それなので、このCMC塗りの工程が、革へ手を加える初の作業。ドキドキです。どのくらいの分量を塗ればよいのか、どのくらい磨き上げればよいかなど、全く分からない。ビクビクしながらやりました。
 塗ったところの革が水分を吸い込んでいき、濡れた色合いが一気に拡がりました。もしや付け過ぎてしまったのかと焦りまして、あわてて少し吸い取って、その後、逆に量が足りず追加したりと、ちょっとした騒動でした。なんとか上手く塗ることができて、その後の磨き上げもできました。
 磨き上げにより、毛羽立ちを押さえ付けることができたようです。想像以上に手触りがツルツルになりました。

 今回の磨き上げで用いた道具は「ヘラ付きへり磨き」というもの。はじめてこの道具を見たときには、不思議な形を面白く思ったものの、どのような作業でどのように使うのか、使用方法が想像できませんでした。でも、作業説明書きの「(コバを)へり磨きでツヤが出るまで磨きます」などとの指示で、迷うことなく具体的使用方法が想像でき、上手い具合に使えました。なかなか秀逸な道具です。
 ヘラ付きへり磨き
20150126-hera-tuki-heri-migaki.jpg
「へり磨き」部
20150126-heri-migaki-bu.jpg

 今回、初体験の作業で、その上、磨き上げ結果の正解を知りません。これでよいのか厳密には定かでありません。でも、このツルツルした手触りは、きっと上々の出来栄えでしょう。上手くいったに違いない。そのように確信しています。やった。
磨き上げの前後の写真。磨き上げられた部分(革の床面とコバ面)がツルツルになった。
20150126-CMC-1-photo.jpg
滑らかな手触りです。

 写真では分かりづらいので、イメージ図を描いてみた。毛羽立ちが押さえ付けられていて、乾いたCMCが強固な透明皮膜となって表面を覆って固めていて、表面がツルツルと滑らかになった図。
20150126-CMC-2-paint.jpg

手作り「カード・パスケース」
本日(2日目)の作業内容 まとめ

・作成済みのCMC液を革の各パーツの裏面(トコ面)へ塗った。ヘラを用いて磨き上げた。
・同じくCMC液を各パーツの側面(コバ)へ塗った。へり磨きを用いて磨き上げた。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。