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【作業6日目】「カード・パスケース」手作り … ヒシ目打ちで穴あけ。縫い糸を貫き通すための穴をあけた。 「ヒシ目打ち」という名前なので菱形(ひしがた)かと思たら、どうやら平行四辺形っぽい。 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り(続き)。
 前回、ステッチンググルーバーという道具を用いて、縫い糸を這わせるための溝を彫り巡らせました。それに続けて、今日は糸を貫き通すための穴をあけます。等間隔で穴あけしますが、ステッチンググルーバーで彫った溝のちょうど真上に開けなければなりません。
  でも、今日の作業の前に、昨日のことで気になることがあります。

◎ 両面とも吟面だが、溝彫りは片面だけでよかったのか?
 ステッチンググルーバーで行った溝彫りのことが気になります。昨日は、片面にしか溝を彫っていません。それでよかったのでしょうか?
 以前の工程で、革パーツの裏面(床面)同士をくっつけて閉じました。それなので、カード・パスケースの外側と内側の両面とも、革の表面(吟面)で構成されています。
(※ ここでいう内側とは、カード・パスケースを二つ折りしたときの内側のこと。決して、カードを入れるポケットの内側のことではない。念のため。)
 昨日のステッチンググルーバー作業では、カード・パスケースを二つ折りしたときの外側のみに溝を彫りました。内側だって革の表面(吟面)です。そこへは溝彫りしなくてよいのかな? どうなのかな? 
 説明書を見ても、溝彫りに関して外側の図しかありません。図示は外側だけど、「外側にだけ彫れ」とは書かれていません。だからといって、「内側に溝は不要」との明記もありません。内側のことは書かれていないのです。
 初心者向けなのだから、ちゃんと書いてほしかったなあ、などと言っていても仕方ない。うーん。

内側だって吟面だ。

内側にも彫ったほうがよい?
どっちでもよい? 
彫らないほうがよい?

うーん、分からない。

 ちょっと考えてみた。
・カード・パスケースを使用した場合のことを想像してみる。どちらかというと、外側のほうが擦れやすいはず。外側の縫い目のほうが、擦り切れやすいし、引っかかっりやすい。
→ 内側には溝がなくても大丈夫だ説

・でも、内側の縫い目だって擦れたり引っかかったりすることはある。
→ 内側にも溝があってほしい説

 まあいいや。とりあえず溝は外側だけにしておきます。外側に彫った溝だって、たぶん必須でないはずで、ならば、内側の溝はもっと無くても大丈夫なはず。きっとそうだ。
 そしてもう少し考えた。
・こののちの穴あけ作業では、外側の溝の真上に対して開けることになる。仮に内側にも溝が彫られているとして、ちょうど内側の溝の真上に穴が到達できるとは限らない。そんな上手にできないでしょう。きっと。初心者なのだし。そう思うと、内側の溝は無いほうがいい。
→ 本当は内側にも溝があったほうがいいけど、初心者には難しい説

 今回は内側の溝彫りはしないことにしましたが、そうだ、機会があったら、お店で売られている既成の革製品を見てこよう。既製品ではどうなっているのか調べてみよう。そう思ったのでした。

◎ ヒシ目打ちの「○ mm巾」について & ヒシ目は菱形?
20150130_hisimeuti.jpg
今回使用した2つ。
2mm巾4本ヒシ目打ち
2mm巾1本ヒシ目打ち
 穴あけ作業で使う道具は、ヒシ目打ちというものです。私のセットには「1本ヒシ目打ち」が1本と、2種類の「4本ヒシ目打ち」がそれぞれ1本ずつ、合計3本が収納されていました。1本ヒシ目打ちもカッコいいけど、4本ヒシ目打ちは一層素敵。均一間隔で4つの穴をあけられる。エレガントです。クラフト社カタログによると、他にも6本や10本ヒシ目打ちなるものもあるとのこと。すごいです。欲しいです。

 私のセットには2種類の4本ヒシ目打ちがあって、「2mm巾」と「2.5mm巾」の2つです。・・・あれ? 1本ヒシ目打ちにも「2mm巾」と書かれているよ。どうして1本なのに巾があるのかな。調べたところ、「○ mm巾」とは穴と穴の間隔(ピッチ)の巾のことではなくて、穴あけ用の針(というか棒)の1本分の巾を指すらしい。
 でもヒシ目打ちというぐらいなので、針(というか棒)が菱形(ひしがた)のような形です。丸ではありません。そのとき、「○ mm巾」とは一体どこの長さを指すのでしょうか。丸型ならば直径に決まっています。菱形ならばどこか。たぶん、最も広い箇所の長さを示すというのが普通でしょうから、
  長いほうの対角線の長さ (予想1)
でしょう。それでなければ、もしかしたら、縫い目の筋の巾として、
  短いほうの対角線の長さ (予想2)
かもしれません。でも、まさか、もしかしたら、
  菱形の辺の長さ (予想3)
かもしれません。こうした予想のもと、実際に測ってみました。そうしたところ、驚きました。予想1ではありませんでした。予想2か3のどちらかかというと、少し違います。隣り合う辺の長さが違っていて、菱形でさえありません。どちらかというと、平行四辺形っぽいです。結局、「○ mm巾」とはどこの長さのことか。微妙すぎて判別しにくいですが、
  平行四辺形っぽい四角形の、長いほうの辺
     あるいは
  短いほうの対角線
のどちらかの長さを指すようです。
 不思議です。というのも、そのような部分の長さを「○ mm巾」と表示することに、果たして、どのような意味があるのかな。なぜ?
(なお、「平行四辺形っぽい」と書きましたが、きちんと図れなかったからです。多分、平行四辺形でしょう。)
20150130_sentan.JPG
先端部の拡大
2mm巾4本ヒシ目打ち
2mm巾1本ヒシ目打ち


 前述のように、ヒシ目打ちの「○ mm巾」とは、穴あけ針(というか棒)の巾のことであり、隣同士の穴と穴の間隔(ピッチ)のことではありませんでした。では、隣同士の穴間隔(ピッチ)はどのくらいの長さなのでしょうか。そう思ったので、そちらも実際に測ってみました。 「2mm巾」と「2.5mm巾」とでわずかに間隔が異なりました。
「2mm巾4本ヒシ目打ち」での間隔は、およそ4mm強。
「2.5mm巾4本ヒシ目打ち」での間隔は、およそ5mm弱。

 穴のサイズが大きくなると、穴の間隔も広がるということですね。

◎ 穴をあける
 さて実際に、ヒシ目打ちを用いての穴あけ作業。分厚いフエルト布を敷いて、その上へ革を載せ、ヒシ目打ちで穴を開けるらしい。
 早速やってみましたが、傷痕は付けられるものの、穴を貫通させることは難しかったです。力強く押しても、全然貫通しない。ヒシ目打ちの背を木槌(きづち)でたたいてみましたが、それでもなかなか貫通しません。大変でした。
 それと、溝の真上に穴をあけなければいけないところ、気を付けないとはみ出してしまう。というか、少しはみ出したところがあります。それを反省し、注意して続行しました。いっきに穴あけするのでなく、まず先に、位置合わせのための小さな痕を付けて回ることにしました。そののちに改めて穴あけしたところ、はみ出し予防となりました。上手くいった。
20150130_anaake.JPG
溝のちょうど真上に穴をあけた。
穴をよく見ると、 菱形でなく平行四辺形だ。

 反対側へ貫通させたとき、反対側はどの程度の穴の大きさにすればよいのかよく分かりません。しっかりと貫通させればいいのかな。とりあえず、小さめの穴にしておきました。小さめの穴ではダメかもしれないけど、大丈夫かもしれないし。もしもダメだったら(糸が通せなかったら)、そのときに改めて開け直せばいいや。

 ヒシ目打ちので穴あけ作業は、予想に反して、思いのほか大変でした。
 今日はここまで。家事に戻ります。

手作り「カード・パスケース」
本日(6日目)の作業内容 まとめ

・4本ヒシ目打ちと1本ヒシ目打ち(いずれも2mm巾)を用いて、縫い目の穴(縫い糸を貫き通すための穴)をあけた。


タグ:ヒシ目打ち

【作業5日目】「カード・パスケース」手作り … ステッチンググルーバー(Stitching Gruber)で溝彫り。縫い糸を這わせるための溝を、ぐるりと彫り巡らせた。 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り(続き)。
 昨日、へりの仕上げ処理をしました。ほとんど完成形に近いです。残す作業は糸で縫うことくらい。でもその前に、準備段階の作業があるらしいです。縫い糸をはわせるための溝を彫る作業と、糸を通すための穴をあける作業だそうです。

 まずは溝彫り。使用するのはステッチンググルーバーという、変わった形状の道具です。
 革細工セットを買ったとき、箱の中身を見回してまず目をひいたのがステッチンググルーバーです。カッコいいけど、何のために使うのやら全く分かりませんでした。これは溝彫りの道具だったのですね。ようやくそれを使う工程まできました。うれしいです。

20150129-stitchinggruber.jpg
ステッチンググルーバー

 そもそもステッチンググルーバーってどんな意味なのだろう。そう思って、スペルだけでも調べてみました。
 “stitching gruber” と書くらしい。意味合いとしては、「縫い目の溝を  掘  る道具」という感じでしょうか。
 “grub” の日本語訳は「(地面などを)る」だけど、革細工での溝は「る」よりも「る」かな。こんなカッコいい溝は「る」の字のほうが似合っています。クラフト社の説明書では「溝をる」と書かれていた。なるほど、「切る」ですか。
・Stitch
[発音] / stɪ́tʃ /
[動詞] 縫う、編む
[名詞] ひと縫い、ひと編み、ひと針
     縫い目、編み目
     縫いかた、編みかた、かがりかた、ステッチ

・grub
[発音] / grʌ́b /
[動詞] 地面などを掘る
     掘り返す
     (掘り返すように)探し回る
     (切り株などを掘り返して地面を)ならしてきれいにする
[名詞] うじ虫、地虫(コガネムシやカブトムシなどの幼虫)

 grubの名詞は、うじ虫や地虫の意味らしい。そんなの知らなかったけど、なるほど、と思いました。ステッチンググルーバーで彫られた溝は、虫が這い進んだような形状をしています。
 類義語として「掘る」「彫る」「削る」などの意味の英単語は色々あるのでしょうが、「虫が這いまわる(あるいは食みまわる?)ように溝を掘り回す」という意味合いで、もしかして、このネーミングになったのかな。違うかな。
 地虫は土を「掘る」けど、革細工ならやっぱり「彫る」ですよね。

 英語スペルで“stitching gruber”をWEB検索したら、海外のWEBサイトで販売されているものが見つかりました。そこで驚きました。海外アマゾン等では、革細工マニア用に「日本からの輸入品」として売られていたのです。日本もがんばるなあ。レザークラフトという趣味は、おそらく海外文化が元だろうに。
 私の工具は、クラフト社(東京)の「レザーハンドソーイングセット(Leather HAND SEWING SET)」という初心者向けセット商品で手に入れました。クラフト社ホームページでは、レザークラフトを日本に紹介したことなどが書かれていて、「必要な工具はアメリカのタンディ社より輸入」などのエピソードが書かれています。かつては工具を輸入していたのに、いまやステッチンググルーバーを(日本のどこかの会社が製造するようになって)輸出するまでになったのかもしれません。

 スティッチンググルーバーを使うのは初めてです。不思議な形の道具で、先端にL字型の棒が取り付けられています。さらに、その棒の先端に小さな穴が空いていて、どうやら、その穴で彫るらしいです。でも彫るという割には、尖っているようには見えません。
 穴をよく見ると入口と出口が決まっているようで、双方の形が違います。多分、彫る側と、彫ったあとのカスを排出する側があるのでしょう。
 でも、どちらのサイドが彫る側なのでしょうか。よく分かりません。指で軽く触ってみました。細く狭まっている方で、わずかに引っかかりを感じました。細まった方が彫る側みたい。それほど尖がっていませんが、強く触ると切れちゃうのかも。危ないのかも。
20150129-sentan1.jpg
彫る側

20150129-sentan2.jpg
彫る側の反対側

 説明書に従い幅を調節しました。あとは彫るだけです。力の入れ具合や角度など、よく分かりません。上手く使えるのかドキトキ。でも、案外すんなりと溝彫りできました。彫る側の反対側から、細長い彫りカスが出てきました。
 折り目部分は縫わないらしく、溝を彫る必要がないとのこと。彫り止めるところの微調整が難しかったです。なぜなら、どこまで彫り進んだのか、ギリギリのところが見えないんです。仕方が無いので、少し手前で止めました。わずかに彫り残しスペースができました。
 彫り止めたところでは、本体の革に彫りカスの革がくっついたままだったので、カッターナイフで切り取りました。
 わずかに彫り残したスペースも、カッターナイフで少し彫り進めて仕上げてみました。でもカッターナイフでの仕上げは難しかったです。極細の彫刻刀でもあればいいのかな。それとも、何かいい専門道具があるのかな。まあいいや。またこんど調べよう。

20150129-mizo1.JPG
へりにそって溝を彫り巡らせた

20150129-mizo2.JPG
拡大

 次は、ステッチンググルーバーで彫った溝のところに、糸を通すための穴を開けます。ヒシ目打ちという道具を使うらしいです。でも、それはまた後日にします。

 今日はここまで。家事に戻ります。

手作り「カード・パスケース」
本日(5日目)の作業内容 まとめ

・スティッチンググルーバー(Stitching Gruber)を用いて、縫い糸を這わせるための溝を彫り巡らせた。


【作業4日目】「カード・パスケース」手作り … へり同士を接着させた部分。はみ出した接着剤を削り落として、へりのズレを平らに削って、へりを面取りして、CMC液を塗って磨き上げた。 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り(続き)。
 昨日、革の各パーツのへり同士を接着剤でくっつけて組み立てました。今日はへりの部分への仕上げ処理です。

 まずは、はみ出した接着剤やズレたへりを、サンドスティックでこすって削り取り、きれいに整えるのだそう。でも、見た目では、接着剤はほとんどはみ出していないし、接着させたへりの部分はほとんどズレていません。
 説明書に従い、一応、サンドスティックでこすってみました。そうしたところ、わずかなズレが削り取られて平らになりました。
 元々、接着剤のはみ出しはほとんど無かったけど、もっときれいに無くなりました。
 元々、接着したへり同士のズレはほとんど無かったけど、わずかなズレが削り取られて平らになりました。
 でも、革が荒れちゃったよ。以前の工程でCMC液を塗って、せっかく磨き上げていたのに、すごく荒々しくなりました。大丈夫かな。そう心配したけど、手順書によると、のちの工程で改めてCMC液を塗り直すらしい。ほっと一安心。よかったです。
 安心したので、念入りにサンドスティックでこすって平らにしました。たぶん、あまり力強くやってはダメみたい。軽い力でこすり上げました。革がこんなにも簡単に削り取られるなんて、少し驚き。念入りにやったけど、やりすぎでない程度に上手く出来たと思います。

20150128_kezuri-mae.jpg削り落とす前

20150128_kezuri-go.jpg削り落した後


 次に、「へり落とし」という道具でコバの角(カド)を面取りします。
 説明書では、「(へり落としを押すときの)角度に注意して下さい」と書かれています。でも、正しい角度の説明はありません。どのくらいのなのかな。普通、角度といえば45度とか30度などでしょう。とりあえずやってみよう。
 あれ? 削れないよ。もっと垂直に近い角度なのかな? あれれ? 削れないどころか、革に傷が付いちゃうよ。・・・ などと試行錯誤していたら、ようやく削ることができました。どうやら、角度を浅くして、へり落としの先端の反り返った部分を持ち上げるようにするみたい。
 先端を持ち上げずに革に刺すようにすると、革を傷付けてしまいます。持ち上げすぎると、全然削れずに面取りできません。微妙な角度調節が大切。
 正しい角度が分かったら、気持ちよく削れました。
20150128_heriotosi.jpg
へり落とし

20150128_heriotosi-sentan.JPG
先端の拡大
先っぽが反りあがっている
 角(カド)の面取りなので、わずかに細く削るだけです。細いので、どうしても削り幅を一定にしづらくてムラがありますが、大丈夫でしょう。
 曲がった部分の面取りは難しいかったです。数回に分けて削りました。

 次に、コバの始末です。
 面取りしたコパへCMC液をすり込み、へり磨きで磨き上げる作業。説明書では「指でCMCをたっぷりすり込む」と書かれてあったので、少し多めに塗ってみました。へり磨きで磨き上げたら、ぐるりと一周、きれいに仕上がりました。
 ・・・ でも乾いたら、ひび割れが起きた。塗りすぎだったのな。それとも、磨き上げが足りなかったのか、それとも磨きすぎたのかな。どうしてなのか分からないけど、小さなひび割れだし、まあいいや。

20150128_siage-go.jpg磨き上げた後

 今日はここまで。家事に戻ります。とりあえず夕飯を準備。

手作り「カード・パスケース」
本日(4日目)の作業内容 まとめ

・革のへり同士を接着させた部分の仕上げ。
- はみ出した接着剤を削り落とし、へりのズレを平らに削った。
- へり落としで面取りした。
- CMC液をたっぷり塗り、磨き上げた。

【作業3日目】「カード・パスケース」手作り … 革の各パーツを接着剤でくっつけた。 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り(続き)。

 昨日、革の裏面(床面)と側面(コバ)へCMC水溶液を薄く塗って磨き上げた。続いて、接着剤で接着させてから、糸で縫い上げたりすれば完成なのかな。

 本日は接着剤で接着させるところまでを行おう。

 まずはじめに、接着剤を塗る部分に対する処理。塗る部分をサンドスティックというヤスリで軽くこすり、少し荒らします。多分、接着剤の乗り具合をよくするためなのでしょう。今回は、革の各パーツの端から5mm幅のところがその部分。
 端から5mm巾といっても、どのくらいか分かりません。それなので、ペンで線引きして分かりやすくすることにしました。作り方の説明書には線引きするとは書かれていないけれど、出来上がったら見えなくなる部分だし、ペンで線を書いても問題ないでしょう。
 ところが問題ないどころか、逆に、線引き作業の途中で大事なことに気付きました。作り方の説明内容に誤りらしきところを発見。説明書には、サンドスティックでこする箇所が模式図にて示されているけど、接着しなくてよい部分まで図示がある。きっと間違いでしょう。気付かずにいたら、無駄なところまで傷つけたり、さらには接着剤を塗ってしまったかもしれません。危なかった。
 サンドスティックで軽くこすって、少し荒らす作業。軽くとか、少しとか、一体どのくらいこすって荒らせばよいのかな。よくわからず、はじめにこすったところは、少しやりすぎたかもしれない。荒し具合にムラがあります。まあ大丈夫でしょう。
20150127-hasi5mm.JPG
端から5mmの接着剤を塗る部分。分かりやすいようにペンで線を引いてから、サンドスティックで軽くこすって荒らした。

 次に、接着剤を塗って、くっつける作業。接着剤にはコニシボンドのG17を使用。薄く塗って、半分ほど乾いてから接着させるとのこと。でも、G17は粘性が高くて速乾性も高いので、薄く塗ることは難しいし、あっというまに半乾きになってしまいます。素早く塗らないといけない。
 というわけで、素早く塗って、素早くくっつけました。あっという間に接着固定されてしまうので、位置の微調整がほとんど出来ない。最初からきちんと揃えなければなりません。

 説明書きによると、揃えてくっつけたあと、木槌で軽くたたいて圧着させるとのこと。念のためそうしました。でも、指で押しつけるだけでよかったのかも。指で押してから木槌でたたいたのだけれど、その前から接着剤は乾いていたみたい。ひょっとしたら、圧力をかけて隙間無く接着させることが大事なのかな。
20150127-secchaku.JPG
上から順に、
・革の各パーツを接着した後のもの。
・木槌 (きづち)
・接着剤(コニシボンド G17)

 完成まであと少し。今日はここまでにして、家事しなくっちゃ。ご飯をつくろう。

手作り「カード・パスケース」
本日(3日目)の作業内容 まとめ

・革の各パーツを接着剤(コニシボンド G17)を用いて接着させた。
・接着箇所を指で押さえ付け、木槌(きづち)で軽くたたいて圧着させた。

【作業2日目】「カード・パスケース」手作り … 革の裏面(床面)と側面(コバ)へCMCを塗って磨き上げた。ツルツル。 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り(続き)。

 革の裏面(床面)と側面(コバ)に対して、昨晩から練り溶かして準備しておいたCMCの水溶液を塗って、へらで毛羽立ちを押さえ付けるようにして磨き上げる作業。

 初心者向けキットなので、既に材料の革は裁断済み。それなので、このCMC塗りの工程が、革へ手を加える初の作業。ドキドキです。どのくらいの分量を塗ればよいのか、どのくらい磨き上げればよいかなど、全く分からない。ビクビクしながらやりました。
 塗ったところの革が水分を吸い込んでいき、濡れた色合いが一気に拡がりました。もしや付け過ぎてしまったのかと焦りまして、あわてて少し吸い取って、その後、逆に量が足りず追加したりと、ちょっとした騒動でした。なんとか上手く塗ることができて、その後の磨き上げもできました。
 磨き上げにより、毛羽立ちを押さえ付けることができたようです。想像以上に手触りがツルツルになりました。

 今回の磨き上げで用いた道具は「ヘラ付きへり磨き」というもの。はじめてこの道具を見たときには、不思議な形を面白く思ったものの、どのような作業でどのように使うのか、使用方法が想像できませんでした。でも、作業説明書きの「(コバを)へり磨きでツヤが出るまで磨きます」などとの指示で、迷うことなく具体的使用方法が想像でき、上手い具合に使えました。なかなか秀逸な道具です。
 ヘラ付きへり磨き
20150126-hera-tuki-heri-migaki.jpg
「へり磨き」部
20150126-heri-migaki-bu.jpg

 今回、初体験の作業で、その上、磨き上げ結果の正解を知りません。これでよいのか厳密には定かでありません。でも、このツルツルした手触りは、きっと上々の出来栄えでしょう。上手くいったに違いない。そのように確信しています。やった。
磨き上げの前後の写真。磨き上げられた部分(革の床面とコバ面)がツルツルになった。
20150126-CMC-1-photo.jpg
滑らかな手触りです。

 写真では分かりづらいので、イメージ図を描いてみた。毛羽立ちが押さえ付けられていて、乾いたCMCが強固な透明皮膜となって表面を覆って固めていて、表面がツルツルと滑らかになった図。
20150126-CMC-2-paint.jpg

手作り「カード・パスケース」
本日(2日目)の作業内容 まとめ

・作成済みのCMC液を革の各パーツの裏面(トコ面)へ塗った。ヘラを用いて磨き上げた。
・同じくCMC液を各パーツの側面(コバ)へ塗った。へり磨きを用いて磨き上げた。

【作業初日】「カード・パスケース」手作り … CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム)の粉末をぬるま湯に練り溶かし、明日まで放置 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り。
 クラフト社「レザーハンドソーイングセット(Lether HAND SEWING SET)」を、なかなか使い始められなかったけど、ようやく実作業の開始です。

 はじめに、CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム)の粉を溶かし練って、明日まで放置。
 明日まで放置なので、というわけで、今日はここまで。

 結局、今日やったことはCMCの粉末をぬるま湯に練り溶かしてみただけ。
 正味量5gのうち、四分の一ほどを目分量で図り取り、使用した。説明書きのとおり、湯を少しずつ加えていった。はじめ、粉が固まりになって白いダマが出来てしまったけど、しばらく練っていたら溶けていって、透明になった。
 説明書きに「半日放置すると均一に溶解します」と記載されているので、このまま明日まで放置する。
 革の裏面(床面)の毛羽立ちを押さえ付けるためのものらしいので、糊や接着剤のようなものを想像していたけれど、市販の糊と比べると、ずっと薄くて水っぽい。

 糊だとすると、かなり薄い。化粧水だとすると、かなり濃い。そんな感じ。
 色は無く、全くの透明。

手作り「カード・パスケース」
本日(初日)の作業内容 まとめ

・少量のCMC粉末をお湯で溶かし練った。
・均一溶解させるため、そのまま一晩放置。

クラフト社 CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム) [手作り 革細工]

 クラフト社CMCの入れ物、正味量5g。それを開けたら、中身は粉だった。ネット検索で見つけた各社商品も確かに粉状のものだったけど、でも、クラフト社の入れ物の形状からして、てっきり固形ワックスか、粘り気ある糊のような状態のものが入っているものと思っていた。勝手に勘違いしていただけだけど、ちょっと驚き。
 現行のクラフト社商品カタログによると、初心者向けに道具一式のそろったセット(レザーハンドソーイングセット)の中から、CMCが消えてしまった。その代わりに「トコフィニッシュ」という商品がセットに組み入れられていて、それは粉状ではなく既に練り上げられたものらしい。当社商品カタログのCMCの説明欄では、「(CMCは)トコフィニッシュと同じですが・・・溶かして使って」などと書かれている。おそらく粉状のCMCは使いにくくって、既に練り上げられたトコフィニッシュのほうが便利なのだろう。
 ともかく、私のはCMCの粉なので、しかたない。
20150123_CMC_powder.jpg
中身は粉だった

 入れ物の側面には使い方が書いてあって、水またはお湯で練るのだそうだ。
20150123_CMC_usage.jpg
使い方
 水または湯で練るだけだから、簡単といえば簡単だ。でも、少しずつ加えて練るとか、ちょっと面倒臭そうな気配かも。
 そのあと、半日放置して均一に溶解させねばならないらしい。すぐに使用できず、準備に半日かかるのか。面倒臭いのかも。

  この入れ物の中で練り上げればいいのかな? そう思ったけど、どうやら違う。だって、この入れ物の大きさでは、100ccもの量が入らないっぽいです。
 初心者向けセットなのだから、入れ物をもう少し大きめサイズにしてくれば使いやすかったのに。(使いにくいから、現行のセット商品ではCMCでなくなってしまったのだろうけど。)
20150123_CMC_container.jpg
左:CMCの入れ物 / 右:200ccの計量カップ
CMCの入れ物に100ccも入れるのは無理っぽい。
 考えてみると、CMCの5g全部+水または湯100ccもの量を練ってしまうと、かなりたくさん出来てしまう。クラフト社基本セットに付属の2つ(「カード・パスケース」と「コインパース」)を作るには、きっと多すぎるんじゃないのかな。となると、CMCの少量の粉を量り取る必要がある。1g単位の微量を量る装置なんて持ってない。どうしよう。目分量でやるしかないね。

 おや? 異なる説明を見つけた。クラフト社商品カタログのCMC説明欄では、
CMC3gに水か湯200ccを加え・・・
と書かれている。私のCMC入れ物の説明書きと違うじゃん。一層、ずっと薄めちゃっていいことになるよ。
  ・「5gに100ccを加える」 (私の入れ物での説明書き)
      ↓
  ・「3gに200ccを加える」 (現行商品カタログでの説明書き) 
なので、薄め具合が3倍以上(3.3倍ほど)の相違。そんなに薄めていいなら、もっと多量に出来上がっちゃう。
 同じ会社の説明書きなのに、薄め具合が3倍以上も異なるなんて。驚きだけど、「大ざっぱな目分量で実施して大丈夫」との証しと思おう。

 使い方欄の反対側の側面には、「成分・注意・正味量」が載っている。
20150123_CMC_component.jpg
成分・注意・正味量
 「革の吟面」って何だろう? 調べたところ、革の表面のことだった。「ギンメン」と言って、「面」または「面」と書くらしい。なんかカッコいい呼び名。なお、革の裏面のことを「トコメン」と言って、「面」と書くらしい。革を裁断したときの側面のこと(端っこの裁断面こと)を「コバ」あるいは「コバメン」と言って、「木端」あるいは「木端面」と書くらしい。
 ともかく、吟面にシミをつけないように気をつけなくっちゃ。
 「早めに使い切って下さい」と書かれてある。早めとはどのくらいかな? 別の作品は別の日に作りたいので、せめて数日くらいは日持ちしてほしいな。前述の「使い方」によると、使用前、均一溶解させるのだけで半日もかかるのだから、きっと、そこそこ日持ちするだろう。そういえば、 「天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい」ってことだった(昨日ブログ) 。腐敗しにくいのならば大丈夫じゃん。既に練り上げられた「トコフィニッシュ」という商品だってあるわけだし。

革細工に着手しよう。はじめに使う薬剤のCMC(Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム)って何だろう? [手作り 革細工]

「革細工をはじめよう」、
「まずはクラフト社『レザーハンドソーイングセット』付属の材料でやってみよう」、
と思い立ったものの、なかなか着手できません。時間がとれないという言い訳もあるが、おっかなびっくり感がして、とりかかれない。

 こんなことではいけないのだ。やるのだ。
と改めて思い直して、説明書「カード・パスケースの作り方」を読み返しました。

 まずはじめに、「CMCを塗る」らしい。既に裁断済みのすべての革パーツに対し、その裏面全体へ塗るのだそうだ。
 でもCMCって何だろう。気になる。
 クラフト社のセットの箱に納められているCMCの容器には、
成分:カルボキシメチルセルローズナトリウム
と書かれてある。「セルロー」でなく「セルロー」と濁点つきで書いてあって、なんかカワイイ。

 ネット検索したところ、色々と載っていた。
(でも、濁点つきでは載ってなかったけど。)
(1) カルボキシメチルセルロースナトリウム(Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt)は、セルロースの水酸基をカルボキシメチルナトリウム基で置換し水溶性にしたもの。
(2) 毒性がなく安全な物質。食品、美容、医療用などに用いられる。
(3) 乳化剤や安定剤、増粘剤等の用途で用いられる。
(4) 強靭な透明皮膜を作り、接着性がある。天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい。

 セルロースとか、カルボキシメチルとか、むかし習った化学用語で懐かしい響き。毒性がなく安全な薬剤とのことで、とりあえず安心。
 でも、何のためにこの薬剤(CMC)を塗るのかな? 上記の(3)と(4)のどちらかだと思うけど、それぞれ少し意味合いが違うような気がする。

(3) 乳化剤や安定剤、増粘剤等の用途で用いられる。
→ 革に塗ることで、革を柔らかく滑らかにするのかな?

(4) 強靭な透明皮膜を作り、接着性がある。天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい。
→ 柔らかく滑らかにするのではなくって、革と革を接着させるために塗るのかな?
 でも全体に塗ってしまうのだから、接着目的ではないはず。
 もしも全体を接着させちゃったら、カードとかを差し込めなくなっちゃうよ。

 説明書を見直したところ、次の目的らしい。
 革の裏面全体へ塗り、すり込み、毛羽立ちを押さえる
 革の裏面の毛羽立ちを抑え(押さえ?)るためであって、革と革を接着させるためではないらしい。革の裏面の毛羽立ちを押さえ付けて、くっつけて、毛羽立たないようにして平らにするのかな。強靭な透明皮膜が作られるらしいしね。
 まあ、やってみれば分かるかな。そうだよ。早くやろうよ。

伊藤園「健康ミネラルむぎ茶」でのミネラルとは、カリウム・リン・マンガン・ナトリウムのこと。 (K・P・Mn・Na)   [食品、飲料]

20150119_mugicha_01_mugicha-no-e.jpg 健康ミネラル麦茶が大好きです

 先日はperrie<ペリエ>をまとめ買いしたが、日頃しばしば、伊藤園の健康ミネラル麦茶をまとめ買いします。何箱も買うので、とても重い。以前は、近所のお店と自宅とを何往復もして、自力で必死に運んでいたけど、配送サービスってのを覚えたのでラクちんです。お店のサービスに感謝です。ありがとう。安売りのときしか買わないけど、ごめんなさいね。
 2リットルのPETボトルを100本近く買っちゃいます。それでも、半年も持たずになくなっちゃう。たくさん飲むなあ。でも、ひとりで飲んでる訳ではないし、そんなものかも。

 麦茶の味自体が好き。でも、そのほかに、カフェインゼロというのがうれしい。わたしは夜にカフェインを採ると眠られなくなっちゃうのです。困るんです。麦茶はカフェインゼロなので安心。まあ、それでも眠れないときには眠れないけど。
20150116_perrier.jpg
 この前は、ペリエに4%ものカルシウムCaが含まれていて驚いたけど、伊藤園の健康ミネラル麦茶には何がどのくらい含まれているのか気になった。「ミネラル」と銘うっているので、さぞ色々と入っているのだろう。そう思ったのだけれど、それほどたくさんの種類が入っているわけではないらしい。商品ラベルには次のように記載されていた。
「この商品でのミネラルとは、カリウム・リン・マンガン・ナトリウムのことです。」

20150119_mugicha_02_mineral.jpg
 4種類に限定されていて、ちょっと意外。もっと色々と入っているのかと思ってた。でもまあいいや、重要そうな4種類だし。それに飽食の時代、きっと食事でいろんな微量元素とかを取ってるでしょう。ペリエでカルシウムCaも取ってるし。
 なお、栄養成分表は次のとおり。
20150119_mugicha_03_eiyoseibun.jpg
  あれ? マグネシウムMgと亜鉛Znも含まれてるのね。マグネシウムや亜鉛だって重要なものだろうに、どうしてアピールしないのだろうか。まあいいや。

 すこし下に原材料名欄を掲載するけど、それによると「飲用海洋深層水(高知県)」を使用しているらしい。海洋深層水なんて、なんか素敵でカッコイイ響き。土佐沖の潮の香りはしないけど、健康によさそうだな(*)。
 海洋深層水にはもっと色々なミネラルが入ってそうな気がするのに、どうして4種類しか推していないのかな? 微量元素が入っていても、有意なほどの量は入っていないのかな? 少なすぎて書いてないのかな?

 そういえば、原材料名欄の表示では、JAS法とかで次のようなルールがあったはず。
・「食品添加物以外の原材料」と「食品添加物」に分けて、それぞれ重量の割合が多い順に記載。
・水の表示についての規定はあいまい。ミネラルウオーター等では原材料として水を表示するが、それ以外では原材料として水の表示は行われていないことが多い。

健康ミネラル麦茶の原材料名欄では次の順番で表示されている。
20150119_mugicha_04_genzairyo.jpg  1.大麦
 2.飲用海洋深層水
 3.麦芽
 4.ビタミンC


 1番目が大麦で、2番目が海洋深層水だ。
 最も多いのは水のはずなのに、1番目に水が表示されていないということは、原材料として水を表示しないルールにのっとったということなのだろうかな。そうだとすると、原材料として大麦よりも少ない海洋深層水ってなんだろう? 大半の水分は海洋深層水に由来するものでなくて、ちょこっとだけ海洋深層水を加えている、ってことなのかな? 何のために、どのくらいの海洋深層水を加えているのかな? ちょっと不思議。
 海洋深層水の含有割合がちょこっとだとすると、それ以外の、大半を占める水はどこ産なのかな。
== 追記 ==
 少し調べたところ、健康ミネラル麦茶の海洋深層水由来のミネラルに関して、東京都から改善指導があったんだって(平成23年11月2日生活文化局)。ちょっと驚き。
平成23年11月2日 東京都生活文化局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/11/20lb2600.htm
海洋深層水由来のミネラルが豊富な麦茶と誤認させる表示の改善を指示
伊藤園「天然ミネラルむぎ茶」の自社ウェブサイト上の表示
 実際のところ、海洋深層水は原材料全体の0.33%しか含まれなくって、含有ミネラルのほとんどが原料麦に由来のであって、海洋深層水由来のミネラルは極微量しか含まれていないのだって。
 それなのにもかかわらず、さも「海洋深層水が相当量含まれて海洋深層水由来のミネラルが豊富」と消費者が誤認しちゃうから改善しなさい、ってことらしい(既に改善指導に従い改善済み)。
 伊藤園さん、過去に勢い余っちゃったのね。行き過ぎた広告表示があったのね。伊藤園さんのファンとしてはちょっと残念。一般論として、たまに勢い余っちゃうのは仕方がないのかな。もちろん、法令違反はNGだけど。

 結局、私の感想として記した前述の下線部分(*印のところ)は、誤認によるものなのね。東京都改善指導で述べられているとおりに「優良誤認」しちゃったのね。でも、改善指導の対象はウェブサイト上の表示だけど、私はウェブサイトでなくって商品パッケージ自体の表示で誤認しちゃったよ。商品パッケージ自体には改善指導対象となるほどの問題はないということかな? どうなの?
 よくよく見ると、パッケージに(原材料欄の少し下に)次のように記載されているではないか。気付かなかった。
「ミネラルバランスをととのえるため、飲用海洋深層水(採水地:高知県、0.33%)を少量加えています。」

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 ということは、景品表示法に違反するような状態ではない、ってことなのね。私がきちんと読まずに勘違いしちゃっただけなのね。あー よかった。安心です。

 ともかく「健康ミネラル麦茶」が好きなので、これからもまとめ買いを通じて応援してます。

あぶらあげの色々な「ゆぬき」。「ゆぬき」って、「湯抜き」? 「油抜き」? どっち? [料理]

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 昨日のブログで餅巾着(もちきんちゃく)のことを書いていたところ、油揚げ(あぶらあげ)の ゆぬき のことが気になったので、今日は ゆぬき について、いろいろと書いてみた。

◎ 「ゆぬき」を漢字で書くと?
 油揚げ(あぶらあげ)の下ごしらえで行う「ゆぬき」は、漢字で書くと「油抜き」? それとも「湯抜き」? どっちなのかな? 湯(ゆ)で油(ゆ)を抜くから紛らわしい。
 ・油(ゆ) 抜くから「抜き」?
 ・湯(ゆ) 抜くから「抜き」?
   思い返すに、わたしは子どものころ、おかあさんから
「余分なアブラをおユで抜くの。『ユヌキ』って言うんだよ」
と教わったような気がします。耳で聞き、「ゆぬき」の「ゆ」は「湯」だと思っていました。長らく疑うことなくそう思ってました。そもそも「ゆぬき」のことを文字で書いたり、議論を交わしたりする機会なんてなかったし、気にもならなかったな。
 「ユで」【手段】よりも、「ユを」【目的】のほうがいいような気がする。そうだとすると、「油」が正しいのかな? でも、もしも「油」が正しいならば「ユヌキ」でなく「アブラヌキ」と言うことがあってもいいはずだけど、あんまり聞かないしな。もしかしたら、どちらの表記もアリなのかな?
 いずれにしても、「ゆぬき」の「ぬき」の部分は「抜き」表記で当たってるよね。まさか「貫き」とかではないよね。「油揚げをつらぬく(貫く)ように熱湯をかける」だったりするのか。違うな。

 ネット検索したら、「抜き」でも「抜き」でも、どっちらの表現もヒットした。正誤のほどはともかく、どちらでも通じるね。ただし、料理の含蓄が長けそうなサイト、料理リテラシーが高そうなところでは、「抜き」表現のようだ。きっと「抜き」が正しいのかな。
 (後述のリード・クッキングペーパーでは、箱に使用例が載っていて、「抜き」と表記されています。)
 手元の国語辞典で調べたら、「ゆぬき」という言葉が載っていない。ちょっと驚き。
==追記==
 改めて、国語辞典を引いた。
 大辞泉(小学館)には、「ゆぬき」で載ってないけど、「あぶらぬき(油抜き)」で載っていた。
 そうか、「あぶらぬき」とも言うのか。私の家族とかは「ゆぬき」って言うけど、もしかして「あぶらぬき」のほうが一般的なのかな? そんなことないよね、たぶん。
 新明解国語辞典(三省堂)には「ゆぬき」も「あぶらぬき」も載っていなかった。

 読み方はともかく、漢字としては「油」の字が正しそうだな。
◎ 「ゆぬき」の目的
・油揚げの余分なあぶらを落とし、油揚げに味が染み込みやすくする。
・油揚げの古いあぶらを落とすことで、臭みを消す。

◎ いろいろな「ゆぬき」
 あぶらをたくさん抜くけばよい、ってことではない。あぶらの他にも色々な旨み成分があって、それらも一緒に抜け落ちちゃう。ほどほどが良いと思う。
 でも、例えば、ゆぬきの軽いいなり寿しは、表面があぶらでギラギラして、味の染みが弱くて、美味しくないことが多い。
 結局、料理の種類によって、ゆぬきをしっかりするか軽く済ませるか、さまざま。味付けを染み込ませたいときには、あぶらをしっかり抜く。油揚げの油の味の旨みを活かしたいときには、軽く抜く。
 下記、いろいろな方法を列挙。私はたいてい下記1の方法かな。
1.お湯  をかける
20150117_mochikin_01_yunuki.jpg
 油揚げをザルなどの上へ置き、熱湯をかける。冷水にさらして絞る。
 最もオーソドックスな方法だと思う。
 熱湯をかけるだけなので、念入りにすることは困難。しっかりと油を落としたいときには下記2の方法がよい。
2.茹でる  (ゆでる)

 お鍋でお湯を沸かしたあと、油揚げを投入して、軽く茹でる。または、しっかりと茹でる。
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浮いちゃいます

 しっかり茹でるとき、またはたくさん茹でるとき、落し蓋(おとしぶた)をするといい。
 途中でお湯を替えると、一層あぶらが落ちがよい。
 お湯が沸いてから油揚げを投入するのでなく、沸かす前の水のときから投入しておいてもよい。
20150117_13_otosibuta.jpg
落し蓋があれば、もうへっちゃら

3.電子レンジ で チン  各種クッキングペーパーを水で濡らして、油揚げを包み込み電子レンジで軽くチンする。
 リード・クッキングペーパーの説明書きによると、油揚げ1枚30gあたり、600W電子レンジで20秒チン。
4.お水  で洗う
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 水で油揚げを洗う。そこそこの油が流れ出る。
 熱湯のように熱くないので、素手で容易に扱える。油揚げを裏返して内側も外側も念入りに洗うことが容易。でも、熱湯のとき比べると、それほどあぶら落ちしてない気がする。
 もしかしたら、しっかり洗っても、余分な油は大して落ちない上に、その割りに、水溶性の旨み成分は落ちちゃうので、よくないかも。
 ともかく、夏のぬるい水道水と、冬の冷たい水とで効果が違うんじゃないかな。高冷地や温暖地など、地方によっても水温はずいぶんと違うだろうし。


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