クラフト社 CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム) [手作り 革細工]
クラフト社CMCの入れ物、正味量5g。それを開けたら、中身は粉だった。ネット検索で見つけた各社商品も確かに粉状のものだったけど、でも、クラフト社の入れ物の形状からして、てっきり固形ワックスか、粘り気ある糊のような状態のものが入っているものと思っていた。勝手に勘違いしていただけだけど、ちょっと驚き。
現行のクラフト社商品カタログによると、初心者向けに道具一式のそろったセット(レザーハンドソーイングセット)の中から、CMCが消えてしまった。その代わりに「トコフィニッシュ」という商品がセットに組み入れられていて、それは粉状ではなく既に練り上げられたものらしい。当社商品カタログのCMCの説明欄では、「(CMCは)トコフィニッシュと同じですが・・・溶かして使って」などと書かれている。おそらく粉状のCMCは使いにくくって、既に練り上げられたトコフィニッシュのほうが便利なのだろう。
ともかく、私のはCMCの粉なので、しかたない。
入れ物の側面には使い方が書いてあって、水またはお湯で練るのだそうだ。
そのあと、半日放置して均一に溶解させねばならないらしい。すぐに使用できず、準備に半日かかるのか。面倒臭いのかも。
この入れ物の中で練り上げればいいのかな? そう思ったけど、どうやら違う。だって、この入れ物の大きさでは、100ccもの量が入らないっぽいです。
初心者向けセットなのだから、入れ物をもう少し大きめサイズにしてくれば使いやすかったのに。(使いにくいから、現行のセット商品ではCMCでなくなってしまったのだろうけど。)
おや? 異なる説明を見つけた。クラフト社商品カタログのCMC説明欄では、
・「5gに100ccを加える」 (私の入れ物での説明書き)
↓
・「3gに200ccを加える」 (現行商品カタログでの説明書き)
なので、薄め具合が3倍以上(3.3倍ほど)の相違。そんなに薄めていいなら、もっと多量に出来上がっちゃう。
同じ会社の説明書きなのに、薄め具合が3倍以上も異なるなんて。驚きだけど、「大ざっぱな目分量で実施して大丈夫」との証しと思おう。
使い方欄の反対側の側面には、「成分・注意・正味量」が載っている。
ともかく、吟面にシミをつけないように気をつけなくっちゃ。
「早めに使い切って下さい」と書かれてある。早めとはどのくらいかな? 別の作品は別の日に作りたいので、せめて数日くらいは日持ちしてほしいな。前述の「使い方」によると、使用前、均一溶解させるのだけで半日もかかるのだから、きっと、そこそこ日持ちするだろう。そういえば、 「天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい」ってことだった(昨日ブログ) 。腐敗しにくいのならば大丈夫じゃん。既に練り上げられた「トコフィニッシュ」という商品だってあるわけだし。
現行のクラフト社商品カタログによると、初心者向けに道具一式のそろったセット(レザーハンドソーイングセット)の中から、CMCが消えてしまった。その代わりに「トコフィニッシュ」という商品がセットに組み入れられていて、それは粉状ではなく既に練り上げられたものらしい。当社商品カタログのCMCの説明欄では、「(CMCは)トコフィニッシュと同じですが・・・溶かして使って」などと書かれている。おそらく粉状のCMCは使いにくくって、既に練り上げられたトコフィニッシュのほうが便利なのだろう。
ともかく、私のはCMCの粉なので、しかたない。
入れ物の側面には使い方が書いてあって、水またはお湯で練るのだそうだ。
水または湯で練るだけだから、簡単といえば簡単だ。でも、少しずつ加えて練るとか、ちょっと面倒臭そうな気配かも。
そのあと、半日放置して均一に溶解させねばならないらしい。すぐに使用できず、準備に半日かかるのか。面倒臭いのかも。
この入れ物の中で練り上げればいいのかな? そう思ったけど、どうやら違う。だって、この入れ物の大きさでは、100ccもの量が入らないっぽいです。
初心者向けセットなのだから、入れ物をもう少し大きめサイズにしてくれば使いやすかったのに。(使いにくいから、現行のセット商品ではCMCでなくなってしまったのだろうけど。)
考えてみると、CMCの5g全部+水または湯100ccもの量を練ってしまうと、かなりたくさん出来てしまう。クラフト社基本セットに付属の2つ(「カード・パスケース」と「コインパース」)を作るには、きっと多すぎるんじゃないのかな。となると、CMCの少量の粉を量り取る必要がある。1g単位の微量を量る装置なんて持ってない。どうしよう。目分量でやるしかないね。
おや? 異なる説明を見つけた。クラフト社商品カタログのCMC説明欄では、
と書かれている。私のCMC入れ物の説明書きと違うじゃん。一層、ずっと薄めちゃっていいことになるよ。CMC3gに水か湯200ccを加え・・・
・「5gに100ccを加える」 (私の入れ物での説明書き)
↓
・「3gに200ccを加える」 (現行商品カタログでの説明書き)
なので、薄め具合が3倍以上(3.3倍ほど)の相違。そんなに薄めていいなら、もっと多量に出来上がっちゃう。
同じ会社の説明書きなのに、薄め具合が3倍以上も異なるなんて。驚きだけど、「大ざっぱな目分量で実施して大丈夫」との証しと思おう。
使い方欄の反対側の側面には、「成分・注意・正味量」が載っている。
「革の吟面」って何だろう? 調べたところ、革の表面のことだった。「ギンメン」と言って、「吟面」または「銀面」と書くらしい。なんかカッコいい呼び名。なお、革の裏面のことを「トコメン」と言って、「床面」と書くらしい。革を裁断したときの側面のこと(端っこの裁断面こと)を「コバ」あるいは「コバメン」と言って、「木端」あるいは「木端面」と書くらしい。
ともかく、吟面にシミをつけないように気をつけなくっちゃ。
「早めに使い切って下さい」と書かれてある。早めとはどのくらいかな? 別の作品は別の日に作りたいので、せめて数日くらいは日持ちしてほしいな。前述の「使い方」によると、使用前、均一溶解させるのだけで半日もかかるのだから、きっと、そこそこ日持ちするだろう。そういえば、 「天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい」ってことだった(昨日ブログ) 。腐敗しにくいのならば大丈夫じゃん。既に練り上げられた「トコフィニッシュ」という商品だってあるわけだし。