SSブログ

【作業3日目】「カード・パスケース」手作り … 革の各パーツを接着剤でくっつけた。 [手作り 革細工]

カード・パスケースの手作り(続き)。

 昨日、革の裏面(床面)と側面(コバ)へCMC水溶液を薄く塗って磨き上げた。続いて、接着剤で接着させてから、糸で縫い上げたりすれば完成なのかな。

 本日は接着剤で接着させるところまでを行おう。

 まずはじめに、接着剤を塗る部分に対する処理。塗る部分をサンドスティックというヤスリで軽くこすり、少し荒らします。多分、接着剤の乗り具合をよくするためなのでしょう。今回は、革の各パーツの端から5mm幅のところがその部分。
 端から5mm巾といっても、どのくらいか分かりません。それなので、ペンで線引きして分かりやすくすることにしました。作り方の説明書には線引きするとは書かれていないけれど、出来上がったら見えなくなる部分だし、ペンで線を書いても問題ないでしょう。
 ところが問題ないどころか、逆に、線引き作業の途中で大事なことに気付きました。作り方の説明内容に誤りらしきところを発見。説明書には、サンドスティックでこする箇所が模式図にて示されているけど、接着しなくてよい部分まで図示がある。きっと間違いでしょう。気付かずにいたら、無駄なところまで傷つけたり、さらには接着剤を塗ってしまったかもしれません。危なかった。
 サンドスティックで軽くこすって、少し荒らす作業。軽くとか、少しとか、一体どのくらいこすって荒らせばよいのかな。よくわからず、はじめにこすったところは、少しやりすぎたかもしれない。荒し具合にムラがあります。まあ大丈夫でしょう。
20150127-hasi5mm.JPG
端から5mmの接着剤を塗る部分。分かりやすいようにペンで線を引いてから、サンドスティックで軽くこすって荒らした。

 次に、接着剤を塗って、くっつける作業。接着剤にはコニシボンドのG17を使用。薄く塗って、半分ほど乾いてから接着させるとのこと。でも、G17は粘性が高くて速乾性も高いので、薄く塗ることは難しいし、あっというまに半乾きになってしまいます。素早く塗らないといけない。
 というわけで、素早く塗って、素早くくっつけました。あっという間に接着固定されてしまうので、位置の微調整がほとんど出来ない。最初からきちんと揃えなければなりません。

 説明書きによると、揃えてくっつけたあと、木槌で軽くたたいて圧着させるとのこと。念のためそうしました。でも、指で押しつけるだけでよかったのかも。指で押してから木槌でたたいたのだけれど、その前から接着剤は乾いていたみたい。ひょっとしたら、圧力をかけて隙間無く接着させることが大事なのかな。
20150127-secchaku.JPG
上から順に、
・革の各パーツを接着した後のもの。
・木槌 (きづち)
・接着剤(コニシボンド G17)

 完成まであと少し。今日はここまでにして、家事しなくっちゃ。ご飯をつくろう。

手作り「カード・パスケース」
本日(3日目)の作業内容 まとめ

・革の各パーツを接着剤(コニシボンド G17)を用いて接着させた。
・接着箇所を指で押さえ付け、木槌(きづち)で軽くたたいて圧着させた。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。