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ゆで玉子と二重の卵殻膜(外卵殻膜、内卵殻膜)について   [料理]

 ゆで玉子を作るとき、ゆでる前に、生卵のお尻(尖がっていないほう)に小さな穴を開けます。
  ↓
 その穴を通じ、ゆでるときのお湯が殻の中へ入り込みます。
  ↓
 そのおかげで、ゆで玉子の殻が簡単にむけるようになります。

過去ブログ
↓ たまごのお尻に画鋲で穴あけ。 殻むきが簡単に。
http://sometimes-nao-diary.blog.so-net.ne.jp/archive/20150218
20150218_pin.jpg

 穴を開けない場合(通常の場合)、ゆで玉子作りの加熱により、卵殻(かたい殻)と白身が強固にくっついてしまいます。ところが、穴を開けた場合、微量のお湯が隙間に入り込むことで、くっつきが弱まります。

 とろこで、お湯はどこへ入り込んでいくのでしょうか?
 調べたところ、卵殻膜という二重の膜構造がカギらしい。

20150227_tamago-01.jpg
◎ 二重の卵殻膜
 タマゴには、外側のかたい殻(卵殻)と内側の白身(卵白)の間に、卵殻膜(らんかくまく)と呼ばれる薄い膜が存在する。卵殻膜は二重の膜構造であり、卵殻膜(がいらんかくまく)と卵殻膜(ないらんかくまく)の二重の膜から成る。

 言われてみれば、ゆでタマゴの殻むきの際、薄皮が1枚むけたのに、まだ薄皮が残っているように感じるときがあります。てっきり、白身が薄く層状になって剥がれるのかと思っていたけれど、実は、あれは内側の内卵殻膜なのかな。どうなのかしら。

◎ 気室
 タマゴのお尻(尖がっていないほう)、「気室(きしつ)」と呼ばれる空気の部屋がある。外卵殻膜と内卵殻膜に囲まれて形成される。
(卵殻と外卵殻膜に囲まれているのではない。)

 穴あけを行うのは、卵のお尻(尖がっていないほう)です。そこの部分に「気室」があるからです。

ということは、たぶん、気室のところにお湯が入り込み、そこから、外卵殻膜と内卵殻膜の間に、微量のお湯が拡がっていくのではないかしら。

 それとも、卵殻と外卵殻膜の間かしら。
 それとも、内卵殻膜と卵白の間かしら。

 たぶん、外卵殻膜と内卵殻膜の間なのだろうけれど、正しくはどこなのかな。
 どーでもいいことだけれど、気になります。

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たまご(卵と玉子)の違い[その4/全4回] … たまごやき。焼きタラコは「玉子焼き」でなく「卵焼き」と思いたい。   [料理]

≪前回からの続き (最終回)≫

(前回まで、教授のお言葉と私の思い(理解・疑問・感想等)を書きました。今回は私の思いのみ。)

・ ・ ・ ・ ・ ・

 教授は「生卵」の字のほうを推していました。
 でも、辞書を引くと、「生卵/生玉子」のいずれの字も載っています。どちらでも正しいようです。

 教授のお話を聴講して以降、私は「生卵/生玉子」の文字が気になるようになりました。どちらの字も見かけますが、確かに「生卵」の字のほうが多く見られるようで、「生玉子」の字は少ない気がします。
 そのせいでしょうが、「生玉子」の表記には何となく違和感を覚えてします。しっくりこないように私には感じられます。


 教授の授業の影響を受け、それ以来、私はタマゴの漢字を使い分けるようになりました。
・ニワトリなどの「なまタマゴ」では「卵」の字、または、ひらがなカタカナで書く。
(「玉子」でもいいけど敢えて避けたい。)
・ニワトリなどの「ゆでタマゴ」では「玉子」の字、または、ひらがなカタカナで書く。
(「卵」でもいいけど敢えて避けたい。)
・鳥類ならびに爬虫類のタマゴではニワトリと同様。
・魚介類や虫などのタマゴでは「卵」の字、または、ひらがなカタカナで書く。
(「玉子」は使わない。)
・両生類のタマゴも同様だが、気持ちのよいものではないので、食材としてはどうなのかと思う。
・もちろん、生物学の話題のときには常に「卵(ラン)」。


 なお、おにぎりの具として大好きな焼きタラコや焼き明太子は、どちらも「玉子焼き」でなくて「卵焼き」だと思っています。

・ ・ ・ ・ ・ ・

 長々と、大学時代の授業内容の思い出を書きました。

 教授は生理学がご専門の方でした。「卵」と「玉子」の違いの話は、授業内容として、絶対に本題でなく余談のはず。本題は何だったのかしら。もはや覚えていないです。今となっては、たまごの話を含め、いくつかの余談しか思い出せません。
 そんなものなのでしょうか。記憶に残る授業内容とは。

≪おわり≫

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たまご(卵と玉子)の違い[その3/全4回] … 医者のタマゴは「卵」の字。研究者のタマゴは?   [料理]

≪前回からの続き≫

 長々と、たまご(卵と玉子)の違いの話の続きです。
(前回までと同様、囲み枠は教授のお言葉要旨。続く矢印部分は私の思い。)

・ ・ ・ ・ ・ ・
(3-1) 医師、弁護士、教員などの免許や資格をとる直前の学生のことを、「タマゴ」と呼ぶことがある。そのときは「卵」の字です。
 「医者の卵」、「弁護士の卵」、「教員の卵」です。
→ なるほど。でも、もはや「卵と玉子の違い」の話でないような気がする・・・。

(3-2) それに対して、「研究者のタマゴ」というのは、表現として間違いなのではないかと思う。
 医者や弁護士などと違って、研究者になるには免許や資格は要らない。学生であっても、論文を執筆して発表できる。さらに言うと、学生にならなくても、論文執筆&発表できる。
 学生になる必要もないのもかかわらず、敢えて学生になった。ということは、学問の道に進んだわけなので、すでに研究者ということ。
 君たちは、もはや卵などではなく、立派な研究者の一人。
→ もはや全く「卵と玉子の違い」の話でないです。

(3-3) 免許や資格を要する医者、弁護士、教員などは卵を経るので卵生。
 それに対して、研究者は胎生。
→ なんだよ、それ。

(3-4) 研究者は、思い立ったら研究者なのだ。気概をもって頑張りたまえ。
→ 深いお言葉かも。
 でも、先ほどの「卵生/胎生」の例え話は、どうかと思います。「胎生」で生まれた場合、生まれた直後には親の庇護のもとで守られてます。守られていて一人立ちしていないので、胎生の子どもは気概をもっていないと思います。屁理屈ですけど。

≪次回へ続く≫

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たまご(卵と玉子)の違い[その2/全4回] … 生卵(なまタマゴ)と茹で玉子(ゆでタマゴ)。   [料理]

≪前回からの続き≫

たまご(卵と玉子)の違いの話の続きです。
(前回と同様、囲み枠は教授のお言葉要旨、続く矢印部分は私の思い。)

・ ・ ・ ・ ・ ・
(2-1) ニワトリなどのタマゴを食材として話題にするとき、「玉子」でも「卵」でも、どちらのタマゴの字を用いてもよい。
 ただし、せっかく「玉子」の字があるのだから、多少の区別をしてもよい。
→ どっちでもいいいなら、どうでもいいじゃん。どう区別するの?
 というより、常に「卵」の字で統一したい。私はそんな気分です。
 更にややこしい話になるの? イヤよ。

(2-2) 区別せずに、全てを「卵」の字で統一してしまったら、せっかくの「玉子」の字がもったいない。そういった字があるのには、何かの存在意義があるはず。
→ なるほど。たしかに何かの意味があるはず。
 でも、しょせんは当て字なのだから。当て字でない正しい「卵」の字でいいじゃん。
 まあ当て字も全否定しないけどね。

(2-3) 例えば「なまタマゴ」と「ゆでタマゴ」。
→ え? ゆでる前なのか、ゆでた後なのか、それだけの違いじゃん。それ以外は同じだよ。それだけなのに、「卵」と「玉子」の字を使い分けるの? と言うか、使い分けなければならないの?
 使い分けるとしたら、どっちがどっちだか予想はつくけど。・・・

(2-4) まず、「ゆでタマゴ」。
 「ゆでる」という行為は調理なので、「ゆでタマゴ」と呼ぶときには、タマゴを食材として見ている。
 生物学で卵(ラン)の話題をするとき、「ゆでる」とは言わない。実験などで加熱処理することによりたんぱく質を熱変性させ、タマゴの生命活動を失わせることがあるかもしれない。でも、それは調理手法の「ゆでる」とは意味が違う。
 よって、「ゆでタマゴ」は食材としての呼び名なので、漢字で書くと、「ゆで玉子(茹で玉子)」。もちろん、食材では「卵」の字を用いてもよいので、「ゆで卵(茹で卵)」でも可。
→ 確かに「ゆで玉子」と「ゆで卵」の、どちらの表記も見る気がする。
 しかも「玉子」のほうが多いような、そんな気さえする。

(2-5) それに対して「なまタマゴ」。
 「なま タマゴ」は「ゆでていないタマゴ」という意味と想定される。すなわち「なまタマゴ」は「ゆでタマゴ」と対を成す言葉。ゆえに、食材の意味合いがある。でも、その他にも、生物学的な生きた卵(ラン)という意味の側面もある。
 「ゆでタマゴ」は食材としての側面しかなかったけれど、それとは異なり、「なまタマゴ」には食材としての意味と生物学としての意味の両面がある。
→ そうかな? 「なまタマゴ」といったら、食材のような気がするけどな。

(2-6)  「なまタマゴ」の、そのような2つの側面のうち、生物学的な卵(ラン)であることを踏まえ、漢字で書くと「なま卵(生卵)」。
 もちろん食材の側面もあので、「卵」でも「玉子」でもどちらでもOKのはず。ところが、なぜか一般には「なま卵(生卵)」の字のほうをよく見かけて、「なま玉子(生玉子)」はあまり見かけない。そんな気がしませんか。そう思うでしょう。どちらの字で書いてもいいはずなのだろうけれど。
→ 説明に釈然としないところがある。でも言われてみれば、「生玉子」より「生卵」の文字をよく見る。そんな気がしてしまう。
 慣例として「生卵」の字のほうが多いのかな?

(2-7)  あるいは、「なまタマゴ」の生物学的な意味合いだけを踏まえるのではなく、両方の側面を踏まえてのことなのかもしれない。「卵」の字は、生物学的な場合だけでなく、食材の場合にも用いることができるので。
→ そこまで深く考えないと思います。

(2-8) 「いきたタマゴ、しんだタマゴ」と言うときには、生物学的な話をしている場合が多いので、「卵」の字を用いるとよいかもしれない。
 食材としての玉子について「いきている、しんでいる」と話題にするときには微妙。
(2-9) 「なまのタマゴ。ゆでたり、にたり、やいたり、いったタマゴ」と言うときには、「玉子」の字を用いるとよいかもしれないけれど、ただし、「なま」のときだけは「卵」の字でもよいかもしれない。
→ 紛らわしいです。でも、なんとなく意図は分かるようになりました。

(2-10) 「(いきものが)タマゴから成長する」という表現の場合、「玉子」の字はNGです。
→ 分かってます。

(2-11) 「タマゴから成長する」という表現の場合、「玉子」の字はNGです。
実験などで、「熱処理、薬剤処理したタマゴ」は「玉子」でありあせん。
「味付けしたタマゴ」は「玉子(または卵)」です。
→ それも分かってます。

≪次回へ続く≫

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たまご(卵と玉子)の違い[その1/全4回] … 卵(タマゴ)と玉子(タマゴ)について。   [料理]

 前回、前々回のブログでタマゴについて書きましたが、そうしていたら、ふと、学生時代に受講した授業内容を思い出しました。
 今日はそのことについて。

・ ・ ・ ・ ・ ・

 大学生のときの生物学の授業で、教授が皆に、
(タマゴ) と 玉子(タマゴ) の違いがわかりますか?
と問いかけました。

 そんなのどっちだっていいじゃん。「玉子」の字は食材に対してに使うんじゃないの? 生物学のときには使わないよね。 ・・・
 ・・・ と思ったのですが、・・・ まあ、概ねその通りだったのでしたが、・・・
 ・・・ とりあえず、きちんとした違いが学べてよかったな、と記憶しています。
  いや、結局、きちんとした違いでなかったような気もする。


 たしか、教授のご説明では次のような感じでした。
(以下、囲み枠は教授のお言葉要旨。続く矢印部分は私の思い(理解・疑問・感想等)です。)

(1) 生物学においては「卵」の字を用い、そもそも「タマゴ」でなく「ラン」と呼ぶ(読む)。
→ 「卵(タマゴ)と玉子(タマゴ)の違い」と問うておきながら、違う読み方のことなんて、ずるいじゃん。

(2) 「玉子」の字は、生物学としてでなく食材としてタマゴを話題にするときに使用する文字であり、かつ、主にニワトリなど鳥類のタマゴを指す文字。
→ え? 鳥類以外のタマゴでも食材にするじゃん。鳥類以外で「玉子」はNGなの?

(3) 「玉子」の字は、「玉の子(タマのコ)」という当て字。「白いタマ(タマゴの殻)から出てくる子」、あるいは「白いタマとして出てきた子」という意味。
 「玉の子」と呼ばれる部分は、前者では殻を除いた中身のみであり、それに対して、後者では殻を含めた全体のこと。微妙に違うが、この際、それは問題視しない。
→ ふむ。そんな気はしていたよ。微妙な違いも気にしません。

(4) さきほど「主にニワトリなど鳥類のタマゴ」と言ったけど、それは、食材に使うタマゴといえば、非常に多くの場合、ニワトリのタマゴを指すから。でも、「玉子」の文字を用いる食材は、白いタマ(白くなくてもよいが、ともかく外側を固い殻でおおわれたもの)の状態のタマゴであればOK。だから、ウズラやダチョウなどの鳥類のタマゴはもちろんOK。ワニなど爬虫類のタマゴもOK。
 要するに、ニワトリのタマゴと類似した形状のタマゴであればOK。

(5) ところが、魚などのタマゴの場合は、食材として話題にときであっても「卵」の文字を用いることが多い。
 だって、白い殻に覆われていないので、「タマのコ」という当て字が当てはまらないでしょ。
 それに、食材であっても「ギョラン」と言うでしょ。(ラン=卵)
→ なるほど。お魚は食材でも「卵」の字なのね。

(6) まあ、食材としてのニワトリのタマゴも「ケイラン」と呼ぶし、「鶏卵」と書くけどね。
→ え? 食材のニワトリも「卵」の字でOKなの? 結局なんなの?

(7) というわけで、生物学で用いる「卵」の字は、食材に対して使ってもOK。
→ ・・・。

(8) でも、食材の「玉子」の字は、生物学では使わないでね。
→ わかっとるわ! そんなの。

≪次回へ続く≫

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ゆでる前の生卵の殻に小さな穴を開けておくと、ゆで玉子の殻がきれいにむける。 [料理]

 ゆでたまごの殻をむきやすくする技が色々ある中で、私のオススメは、
「ゆでる前の生卵のお尻に、針で小さな穴を開ける」
という方法です。

◎仕組み
生卵の尖がっていないほうのお尻に、ごく小さな穴を開けておく。

すると、ゆでている途中、たまごの殻と中身との間にわずかなお湯が入り込む。

そのお湯の影響により、殻と中身がくっついてしまうのを弛める。

結果、殻がむきやすくなる。
20150218_egg.jpg
ゆでる前、
生卵の殻のお尻(尖がっていないほう)に、
針で小さな穴を開けておく。
それだけ。
 

 穴あけ道具として、私は下図のような画鋲を使っています。
20150218_pin.jpg
画鋲(がびょう)

 思いのほか、たまごの殻は固いです。小さな穴を開けようとすると、はじめは、その固さに戸惑うかもしれません。
 上図のような画鋲は、ちょうどよい具合に握れます。微妙な力加減が調整できます。やってみると、きっと簡単に、穴が開けられるでしょう。
 固い殻なのに、すんなりと、きれいに穴が開きますよ。


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「ゆでる」と「うでる」 … 「ゆで玉子」をウでちゃいます。「うで玉子」とも言うのかな。   [料理]

 野菜や玉子などの食材をゆでるとき、「うでる」という言葉も使ったりします。

 先日、「ゆぬき」などの漢字表記が気になったので、くだらないことですが過去のブログで書きました。それに続いて、「ゆでる」や「うでる」の漢字も気になります。

過去ブログ

 「ゆぬき」は「油」の字を用い、「油ぬき」と表記。
 「ゆどおし」は「油」と「湯」のどちらの字もありで、「油どおし」または「湯どおし」と表記。
 「ゆびき」「ゆがき」はいずれも「湯」の字を用い、「湯びき」「湯がき」と表記。
 では「ゆでる」は「湯」の字か? 「うでる」は?

◎ ゆでる、うでる
ゆでる
 「湯でる」ではなくて「茹でる」だ。「湯でる」という言葉はないのかな。昔の言葉、いわゆる古語としてはあったのかな。あったのかも。こんど調べてみようかな。
 でも、もしも「湯でる」という言葉があったら紛らわしいよ。「お湯が出る」という意味みたいですし。仮に、温泉を掘削している作業場に台所があるとして、そこでまかない料理を作っていたら、きっと紛らわしいです。温泉が出たのかと思ったら、お夕飯の材料を茹でただけだったりして。怒られるかも。
うでる
 「ゆでる」の仲間で「でる」という言葉もある。そういえば子供のころは「うでる」の言い方もよく使ったけど、近頃は「ゆでる」のほうが圧倒的に多く使います。なんでだろう。「ゆでる」と「うでる」って、何が違うのだろうか。玉子以外の肉や魚では「うでる」とは言わずに「ゆでる」のみだけど、野菜や玉子では「うでる」とも言う。そんな気がしますが、ひょっとして我が家のみのローカルルールですか。
 「うでる」の「う」って何だろう。調べたところ、「うでる」は「ゆでる」と同じで「茹でる」と書くそうです。なーんだ。ということは、読み方が変化しただけで、同じ意味なのかな。きっとそうだ。
 でも、同じ漢字でも読み方により意味が異なる場合もあるよ。「銀杏」と書いて、「ぎんなん」と読んだり「いちょう」と読んだりして、読み方で意味が違います。そんな風に、同じく「茹でる」と書いても、読み方が「ゆでる」と「うでる」で異なるときには違う意味なのかも。どうなのかな。

 「ゆでる」と「うでる」。「ゆ」と「う」が同じかどうかは置いといて、「でる」ってなんだ? 「出る」かな? 「ゆ」または「う」が出るのかな? ・・・ ああそうだ。違うのでした。違う気がするのでした。「ゆでる」と「ゆがでる」は違うのですよ。
 もしかすると、区切れ目が違うのかな。「・でる」「・でる」ではなくて、「ゆで・る」「うで・る」なのかな。「ゆで」「うで」ってなんだ?

「ゆで玉子」 を でちゃいます。
で玉子」とも言うのかな?
聞いたことないけど。


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ポッキーの不満を解消 … ギリギリまで柄の短いポッキーを作ってみた。 Share happiness! Pocky   [料理]

 昨日のブログで、ポッキーの不満を書きました。

 不満を要約すると、
ポッキーは美味しすぎるけど、そのぶん、チョコレート・コーティングのない柄の部分は味気ない気がしてしまう
というもの。

 それならば自作しよう。

 そう思ったので、チョコレート・コーティングの部分を長くした、柄の短いポッキーを作ってみました。

◎ 材料
・ ポッキー(江崎グリコ製)
・ ミルクチョコレート(明治製菓製)
(たまたま冷蔵庫に明治チョコレートがあったので、それを使いました。)

◎ 作り方
(手順1) ミルクチョコレートを湯煎して溶かす。
(手順2) 溶けたミルクチョコレートをポッキーの柄の部分に塗る。
(手順3) 塗ったミルクチョコレートが固まるまで待つ。
→ 完成!
(手順4) 念のため冷凍庫で冷したら、より一層いい感じになった。
→ より一層完成!
20150215_cook.jpg

 欲張って、たっぷりと厚塗りしちゃいました。それなので見た目は不格好かも。まあいいや。

◎ 完成品

20150215_pockies.jpg
上の①は普通のポッキー(比較用)
下2つの②と③が自作品

柄はこのくらい短くていいと思います。

Share happiness! Pocky ~ 分け与えるため、2本作ってみました。 ~


◎ 食べた
 食べました。美味しかったです。でも、あっという間でした。作るときには手間がかかったのに。

 やっぱり自分で作るのは大変です。江崎グリコさまが製造販売していただけるとうれしいです。必ず買います。なんなら大人買いします。

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ポッキーの不満について … 江崎グリコのポッキーは大好きだが、不満もある。   [食品、飲料]

 昨日は、ポッキーの内箱の素敵さについて書きました。今日はポッキーそのものについて。

20150214_pockies.jpg
ポッキー
美味しい

 ポッキー大好き、ポッキー ファンです。数ある江崎グリコの商品の中でも最も頻繁に買うのは、私はやっぱりポッキーです。

 そんなポッキーにも不満があります。
 それは、柄の部分(持つための部分)です。柄の部分にはチョコレートのコーティングがありません。きっと、指が汚れないためのご配慮でしょう。
 でも、柄の部分が長すぎないかな。もう少しチョコレートのコーティングが多くてもいいのに。・・・などと思うのです。

 ポッキーの長さを測ってみたところ、チョコレートコーティングの部分が約10.5cm、柄の部分が約2cmでした。
20150214_scale.jpg

 見た目にも美しいです。もしかしたら黄金比とかフィボナッチとかの比率と関係しているのか、とさえ思えるほどです。
 でも私は、見た目より味を重視したい。すなわち、もっとチョコレートの部分を多くして欲しいのです。

 普通、チョコレートコーティングの部分を先に食べて、最後に柄の部分を食べます。そうすると、チョコの部分が美味しすぎるので、最後の柄のところで味気ない気がしてしまいます。

20150214_zannen.jpg

 美味しい故のワガママままかな。
 そう思って、逆さまにして、先に柄の部分から食べたりもします。でも、そのときには、食べはじめに味気ない気がするのです。

 ワガママかな。そうでもないと思うけどな。

 もっと柄の短いポッキーがあっても良いと思うのだけれどな。
 あるいは、柄の近くでチョコレートコーティングが厚めになったらどうかな。

20150214_wish.jpg
もっともっと、ぎりぎりまでチョコレートを塗って
柄を短くしたポッキーが欲しい

 そんな感じの要望、江崎グリコさんにも届いていると思います。
 きっと、たくさん届いていると思うのにな。

More chocolate and More happiness! ~ チョコが多いといいね ~

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ポッキーの内箱の作りに感動した。 … 単純な展開図なのに、強度は十分。    [食品、飲料]

 ポッキーの大袋をよく買います。
 小袋に分かれていて便利です。
 江崎グリコの商品には色々ありますが、数ある商品ラインナップの中で最も多く買っているものは、私の場合、やっぱりポッキーでしょう。

20150213_ph_zentai.JPG
「べんんりな小袋タイプ、9袋入」と記載された、
袋タイプのポッキー

 内箱は紙製なので、食べ終わった後には分別リサイクルに回します。

 ここで問題なのが、立体の箱を分解して平面状にする作業です。なかなか頑丈なので、分解しにくいのです。まあ、問題というほど大したことでありませんが。
 第一、スルリと簡単に分解できてしまっては、まだ使用中のときに困ってしまうはずです。内箱である以上、箱の形状と強度を保たねばなりません。分解されにくくても仕方のないことなのかも。

20150213_ph_utibako.JPG
内箱

 分解して平らにするとき、私はいつも端っこを破っていました。破るというか、破れてしまうというか。平らにしようとすると、頑丈な組み立て部分は分解されずに破れてしまいます。
 きれいに分解できず破れてしまうのは、ちょっと悔しくもあります。

 単純そうなのに分解するのが難しい。どうしてかな。

 そう思ったので観察しました。

 箱のカドの、組み立て部分を観察しました(下図)。一見しただけでは、どうなっているのかよく分かりません。単純そうに見えて、複雑のようにも見えます。ちょっと不思議な作りです。
 よく見ると、箱の外側にエクボのような凹みがあります(下図、赤丸で囲われた部分)。きっと、組み立ての際に外側から押さえつけたのでしょう。
20150213_ph_soto.jpg
内箱のカドの部分。
少し凹みがある。

 その外側のエクボ状の凹み部分を、内側から見ました。内側の見た目は、何となく単純そうです。でもやっぱり、どうなっているのかよく分かりませんが。
 外側から内側へ差し込まれたところに、鈍角の、ちょっとした引っかかりの部分があります(下図、赤丸で囲われた部分)。
 その鈍角の部分を内側から押して、引っかかりを外してみました。そうしたところ、簡単に外せて、スルリと箱が分解されました。どうやら、この鈍角のひっかかりで支えているだけ。
 驚くほど簡単な仕組みです。びっくりです。
内側

20150213_ph_uti-1.jpg
引っかかっている。

20150213_ph_uti-2.JPG
引っかかりっているところを押した。
外れた。

20150213_ph_uti-3.JPG
分解できた。

 これまで、なにげなく分解しようとしても容易には分解できなかったですが、まさか、仕組みが分かればこれほど簡単だったとは。きもちよく、スルリと外れまする。
 逆に、外側から押し込んでみたら、再び組み立てることができました。しかも、再組み立てでも、箱の頑丈さは損なわれません。
 単純なのにすごいです。組み立てやすく分解しやすい。強度もバッチリ。すばらしさに感動です。江崎グリコさん、素敵です。

20150213_dr.jpg

平面状に展開(外側と内側の写真)
20150213_tenkai_soto.JPG 20150213_tenkai_uti.JPG

 箱として頑丈で崩れにくい。それでいて分解しやすい。再び組み立てするのも簡単。

 せっかくなので、これからは展開した状態で保存しておいて、何かの折に組み立て直して再利用することにします。

 この箱を参考にすれば、厚紙を用いて自作することも出来そうです。

「ここを押せば、簡単に分解できます」
というように、はじめから書いておいてくれてもよいと思います。
だって、とても気持ちいいんです。
スルリと外れるんです。


 まじめな話、簡単に分解できることはリサイクル率向上につながると思います。

 ポッキーを食べ終わったあとの箱が容易に分解できないとき、リサイクルへ回すのでなく、ゴミ箱へ入れてしまいがちになります。

・平らに分解しない場合
 → 古紙リサイクルへ入れにくい。
・平らに分解する場合
 →強引に分解して破れてしまうと見栄えが悪くてゴミっぽい。

 そんなとき、スルリと簡単に分解できて平らになると、何となくゴミっぽく感じないです。それなので、もしも初めから「簡単に分解できます」と明示されていれば、きっとリサイクル率は上がるでしょう。
 でも、「簡単に分解できます」と明示するためには、その分だけ印刷インクを要してしまう。環境負荷を考えたとき、余分な印刷インクとリサイクル率向上とで、どちらの影響が大きいのかな。


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