ポッキーの内箱の作りに感動した。 … 単純な展開図なのに、強度は十分。 [食品、飲料]
ポッキーの大袋をよく買います。
小袋に分かれていて便利です。
江崎グリコの商品には色々ありますが、数ある商品ラインナップの中で最も多く買っているものは、私の場合、やっぱりポッキーでしょう。
内箱は紙製なので、食べ終わった後には分別リサイクルに回します。
ここで問題なのが、立体の箱を分解して平面状にする作業です。なかなか頑丈なので、分解しにくいのです。まあ、問題というほど大したことでありませんが。
第一、スルリと簡単に分解できてしまっては、まだ使用中のときに困ってしまうはずです。内箱である以上、箱の形状と強度を保たねばなりません。分解されにくくても仕方のないことなのかも。
分解して平らにするとき、私はいつも端っこを破っていました。破るというか、破れてしまうというか。平らにしようとすると、頑丈な組み立て部分は分解されずに破れてしまいます。
きれいに分解できず破れてしまうのは、ちょっと悔しくもあります。
単純そうなのに分解するのが難しい。どうしてかな。
そう思ったので観察しました。
箱のカドの、組み立て部分を観察しました(下図)。一見しただけでは、どうなっているのかよく分かりません。単純そうに見えて、複雑のようにも見えます。ちょっと不思議な作りです。
よく見ると、箱の外側にエクボのような凹みがあります(下図、赤丸で囲われた部分)。きっと、組み立ての際に外側から押さえつけたのでしょう。
その外側のエクボ状の凹み部分を、内側から見ました。内側の見た目は、何となく単純そうです。でもやっぱり、どうなっているのかよく分かりませんが。
外側から内側へ差し込まれたところに、鈍角の、ちょっとした引っかかりの部分があります(下図、赤丸で囲われた部分)。
その鈍角の部分を内側から押して、引っかかりを外してみました。そうしたところ、簡単に外せて、スルリと箱が分解されました。どうやら、この鈍角のひっかかりで支えているだけ。
驚くほど簡単な仕組みです。びっくりです。
これまで、なにげなく分解しようとしても容易には分解できなかったですが、まさか、仕組みが分かればこれほど簡単だったとは。きもちよく、スルリと外れまする。
逆に、外側から押し込んでみたら、再び組み立てることができました。しかも、再組み立てでも、箱の頑丈さは損なわれません。
単純なのにすごいです。組み立てやすく分解しやすい。強度もバッチリ。すばらしさに感動です。江崎グリコさん、素敵です。
箱として頑丈で崩れにくい。それでいて分解しやすい。再び組み立てするのも簡単。
せっかくなので、これからは展開した状態で保存しておいて、何かの折に組み立て直して再利用することにします。
この箱を参考にすれば、厚紙を用いて自作することも出来そうです。
まじめな話、簡単に分解できることはリサイクル率向上につながると思います。
ポッキーを食べ終わったあとの箱が容易に分解できないとき、リサイクルへ回すのでなく、ゴミ箱へ入れてしまいがちになります。
・平らに分解しない場合
→ 古紙リサイクルへ入れにくい。
・平らに分解する場合
→強引に分解して破れてしまうと見栄えが悪くてゴミっぽい。
そんなとき、スルリと簡単に分解できて平らになると、何となくゴミっぽく感じないです。それなので、もしも初めから「簡単に分解できます」と明示されていれば、きっとリサイクル率は上がるでしょう。
でも、「簡単に分解できます」と明示するためには、その分だけ印刷インクを要してしまう。環境負荷を考えたとき、余分な印刷インクとリサイクル率向上とで、どちらの影響が大きいのかな。
小袋に分かれていて便利です。
江崎グリコの商品には色々ありますが、数ある商品ラインナップの中で最も多く買っているものは、私の場合、やっぱりポッキーでしょう。
内箱は紙製なので、食べ終わった後には分別リサイクルに回します。
ここで問題なのが、立体の箱を分解して平面状にする作業です。なかなか頑丈なので、分解しにくいのです。まあ、問題というほど大したことでありませんが。
第一、スルリと簡単に分解できてしまっては、まだ使用中のときに困ってしまうはずです。内箱である以上、箱の形状と強度を保たねばなりません。分解されにくくても仕方のないことなのかも。
分解して平らにするとき、私はいつも端っこを破っていました。破るというか、破れてしまうというか。平らにしようとすると、頑丈な組み立て部分は分解されずに破れてしまいます。
きれいに分解できず破れてしまうのは、ちょっと悔しくもあります。
単純そうなのに分解するのが難しい。どうしてかな。
そう思ったので観察しました。
箱のカドの、組み立て部分を観察しました(下図)。一見しただけでは、どうなっているのかよく分かりません。単純そうに見えて、複雑のようにも見えます。ちょっと不思議な作りです。
よく見ると、箱の外側にエクボのような凹みがあります(下図、赤丸で囲われた部分)。きっと、組み立ての際に外側から押さえつけたのでしょう。
その外側のエクボ状の凹み部分を、内側から見ました。内側の見た目は、何となく単純そうです。でもやっぱり、どうなっているのかよく分かりませんが。
外側から内側へ差し込まれたところに、鈍角の、ちょっとした引っかかりの部分があります(下図、赤丸で囲われた部分)。
その鈍角の部分を内側から押して、引っかかりを外してみました。そうしたところ、簡単に外せて、スルリと箱が分解されました。どうやら、この鈍角のひっかかりで支えているだけ。
驚くほど簡単な仕組みです。びっくりです。
これまで、なにげなく分解しようとしても容易には分解できなかったですが、まさか、仕組みが分かればこれほど簡単だったとは。きもちよく、スルリと外れまする。
逆に、外側から押し込んでみたら、再び組み立てることができました。しかも、再組み立てでも、箱の頑丈さは損なわれません。
単純なのにすごいです。組み立てやすく分解しやすい。強度もバッチリ。すばらしさに感動です。江崎グリコさん、素敵です。
箱として頑丈で崩れにくい。それでいて分解しやすい。再び組み立てするのも簡単。
せっかくなので、これからは展開した状態で保存しておいて、何かの折に組み立て直して再利用することにします。
この箱を参考にすれば、厚紙を用いて自作することも出来そうです。
「ここを押せば、簡単に分解できます」
というように、はじめから書いておいてくれてもよいと思います。
だって、とても気持ちいいんです。
スルリと外れるんです。
まじめな話、簡単に分解できることはリサイクル率向上につながると思います。
ポッキーを食べ終わったあとの箱が容易に分解できないとき、リサイクルへ回すのでなく、ゴミ箱へ入れてしまいがちになります。
・平らに分解しない場合
→ 古紙リサイクルへ入れにくい。
・平らに分解する場合
→強引に分解して破れてしまうと見栄えが悪くてゴミっぽい。
そんなとき、スルリと簡単に分解できて平らになると、何となくゴミっぽく感じないです。それなので、もしも初めから「簡単に分解できます」と明示されていれば、きっとリサイクル率は上がるでしょう。
でも、「簡単に分解できます」と明示するためには、その分だけ印刷インクを要してしまう。環境負荷を考えたとき、余分な印刷インクとリサイクル率向上とで、どちらの影響が大きいのかな。
2015-02-13 18:52
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