【作業3日目】「カード・パスケース」手作り … 革の各パーツを接着剤でくっつけた。 [手作り 革細工]
カード・パスケースの手作り(続き)。
昨日、革の裏面(床面)と側面(コバ)へCMC水溶液を薄く塗って磨き上げた。続いて、接着剤で接着させてから、糸で縫い上げたりすれば完成なのかな。
本日は接着剤で接着させるところまでを行おう。
まずはじめに、接着剤を塗る部分に対する処理。塗る部分をサンドスティックというヤスリで軽くこすり、少し荒らします。多分、接着剤の乗り具合をよくするためなのでしょう。今回は、革の各パーツの端から5mm幅のところがその部分。
端から5mm巾といっても、どのくらいか分かりません。それなので、ペンで線引きして分かりやすくすることにしました。作り方の説明書には線引きするとは書かれていないけれど、出来上がったら見えなくなる部分だし、ペンで線を書いても問題ないでしょう。
ところが問題ないどころか、逆に、線引き作業の途中で大事なことに気付きました。作り方の説明内容に誤りらしきところを発見。説明書には、サンドスティックでこする箇所が模式図にて示されているけど、接着しなくてよい部分まで図示がある。きっと間違いでしょう。気付かずにいたら、無駄なところまで傷つけたり、さらには接着剤を塗ってしまったかもしれません。危なかった。
サンドスティックで軽くこすって、少し荒らす作業。軽くとか、少しとか、一体どのくらいこすって荒らせばよいのかな。よくわからず、はじめにこすったところは、少しやりすぎたかもしれない。荒し具合にムラがあります。まあ大丈夫でしょう。
次に、接着剤を塗って、くっつける作業。接着剤にはコニシボンドのG17を使用。薄く塗って、半分ほど乾いてから接着させるとのこと。でも、G17は粘性が高くて速乾性も高いので、薄く塗ることは難しいし、あっというまに半乾きになってしまいます。素早く塗らないといけない。
というわけで、素早く塗って、素早くくっつけました。あっという間に接着固定されてしまうので、位置の微調整がほとんど出来ない。最初からきちんと揃えなければなりません。
説明書きによると、揃えてくっつけたあと、木槌で軽くたたいて圧着させるとのこと。念のためそうしました。でも、指で押しつけるだけでよかったのかも。指で押してから木槌でたたいたのだけれど、その前から接着剤は乾いていたみたい。ひょっとしたら、圧力をかけて隙間無く接着させることが大事なのかな。
完成まであと少し。今日はここまでにして、家事しなくっちゃ。ご飯をつくろう。
昨日、革の裏面(床面)と側面(コバ)へCMC水溶液を薄く塗って磨き上げた。続いて、接着剤で接着させてから、糸で縫い上げたりすれば完成なのかな。
本日は接着剤で接着させるところまでを行おう。
まずはじめに、接着剤を塗る部分に対する処理。塗る部分をサンドスティックというヤスリで軽くこすり、少し荒らします。多分、接着剤の乗り具合をよくするためなのでしょう。今回は、革の各パーツの端から5mm幅のところがその部分。
端から5mm巾といっても、どのくらいか分かりません。それなので、ペンで線引きして分かりやすくすることにしました。作り方の説明書には線引きするとは書かれていないけれど、出来上がったら見えなくなる部分だし、ペンで線を書いても問題ないでしょう。
ところが問題ないどころか、逆に、線引き作業の途中で大事なことに気付きました。作り方の説明内容に誤りらしきところを発見。説明書には、サンドスティックでこする箇所が模式図にて示されているけど、接着しなくてよい部分まで図示がある。きっと間違いでしょう。気付かずにいたら、無駄なところまで傷つけたり、さらには接着剤を塗ってしまったかもしれません。危なかった。
サンドスティックで軽くこすって、少し荒らす作業。軽くとか、少しとか、一体どのくらいこすって荒らせばよいのかな。よくわからず、はじめにこすったところは、少しやりすぎたかもしれない。荒し具合にムラがあります。まあ大丈夫でしょう。
端から5mmの接着剤を塗る部分。分かりやすいようにペンで線を引いてから、サンドスティックで軽くこすって荒らした。
次に、接着剤を塗って、くっつける作業。接着剤にはコニシボンドのG17を使用。薄く塗って、半分ほど乾いてから接着させるとのこと。でも、G17は粘性が高くて速乾性も高いので、薄く塗ることは難しいし、あっというまに半乾きになってしまいます。素早く塗らないといけない。
というわけで、素早く塗って、素早くくっつけました。あっという間に接着固定されてしまうので、位置の微調整がほとんど出来ない。最初からきちんと揃えなければなりません。
説明書きによると、揃えてくっつけたあと、木槌で軽くたたいて圧着させるとのこと。念のためそうしました。でも、指で押しつけるだけでよかったのかも。指で押してから木槌でたたいたのだけれど、その前から接着剤は乾いていたみたい。ひょっとしたら、圧力をかけて隙間無く接着させることが大事なのかな。
完成まであと少し。今日はここまでにして、家事しなくっちゃ。ご飯をつくろう。
手作り「カード・パスケース」
本日(3日目)の作業内容 まとめ
・革の各パーツを接着剤(コニシボンド G17)を用いて接着させた。
・接着箇所を指で押さえ付け、木槌(きづち)で軽くたたいて圧着させた。
【作業2日目】「カード・パスケース」手作り … 革の裏面(床面)と側面(コバ)へCMCを塗って磨き上げた。ツルツル。 [手作り 革細工]
カード・パスケースの手作り(続き)。
革の裏面(床面)と側面(コバ)に対して、昨晩から練り溶かして準備しておいたCMCの水溶液を塗って、へらで毛羽立ちを押さえ付けるようにして磨き上げる作業。
初心者向けキットなので、既に材料の革は裁断済み。それなので、このCMC塗りの工程が、革へ手を加える初の作業。ドキドキです。どのくらいの分量を塗ればよいのか、どのくらい磨き上げればよいかなど、全く分からない。ビクビクしながらやりました。
塗ったところの革が水分を吸い込んでいき、濡れた色合いが一気に拡がりました。もしや付け過ぎてしまったのかと焦りまして、あわてて少し吸い取って、その後、逆に量が足りず追加したりと、ちょっとした騒動でした。なんとか上手く塗ることができて、その後の磨き上げもできました。
磨き上げにより、毛羽立ちを押さえ付けることができたようです。想像以上に手触りがツルツルになりました。
今回の磨き上げで用いた道具は「ヘラ付きへり磨き」というもの。はじめてこの道具を見たときには、不思議な形を面白く思ったものの、どのような作業でどのように使うのか、使用方法が想像できませんでした。でも、作業説明書きの「(コバを)へり磨きでツヤが出るまで磨きます」などとの指示で、迷うことなく具体的使用方法が想像でき、上手い具合に使えました。なかなか秀逸な道具です。
今回、初体験の作業で、その上、磨き上げ結果の正解を知りません。これでよいのか厳密には定かでありません。でも、このツルツルした手触りは、きっと上々の出来栄えでしょう。上手くいったに違いない。そのように確信しています。やった。
革の裏面(床面)と側面(コバ)に対して、昨晩から練り溶かして準備しておいたCMCの水溶液を塗って、へらで毛羽立ちを押さえ付けるようにして磨き上げる作業。
初心者向けキットなので、既に材料の革は裁断済み。それなので、このCMC塗りの工程が、革へ手を加える初の作業。ドキドキです。どのくらいの分量を塗ればよいのか、どのくらい磨き上げればよいかなど、全く分からない。ビクビクしながらやりました。
塗ったところの革が水分を吸い込んでいき、濡れた色合いが一気に拡がりました。もしや付け過ぎてしまったのかと焦りまして、あわてて少し吸い取って、その後、逆に量が足りず追加したりと、ちょっとした騒動でした。なんとか上手く塗ることができて、その後の磨き上げもできました。
磨き上げにより、毛羽立ちを押さえ付けることができたようです。想像以上に手触りがツルツルになりました。
今回の磨き上げで用いた道具は「ヘラ付きへり磨き」というもの。はじめてこの道具を見たときには、不思議な形を面白く思ったものの、どのような作業でどのように使うのか、使用方法が想像できませんでした。でも、作業説明書きの「(コバを)へり磨きでツヤが出るまで磨きます」などとの指示で、迷うことなく具体的使用方法が想像でき、上手い具合に使えました。なかなか秀逸な道具です。
今回、初体験の作業で、その上、磨き上げ結果の正解を知りません。これでよいのか厳密には定かでありません。でも、このツルツルした手触りは、きっと上々の出来栄えでしょう。上手くいったに違いない。そのように確信しています。やった。
磨き上げの前後の写真。磨き上げられた部分(革の床面とコバ面)がツルツルになった。
滑らかな手触りです。
写真では分かりづらいので、イメージ図を描いてみた。毛羽立ちが押さえ付けられていて、乾いたCMCが強固な透明皮膜となって表面を覆って固めていて、表面がツルツルと滑らかになった図。
手作り「カード・パスケース」
本日(2日目)の作業内容 まとめ
・作成済みのCMC液を革の各パーツの裏面(トコ面)へ塗った。ヘラを用いて磨き上げた。
・同じくCMC液を各パーツの側面(コバ)へ塗った。へり磨きを用いて磨き上げた。
【作業初日】「カード・パスケース」手作り … CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム)の粉末をぬるま湯に練り溶かし、明日まで放置 [手作り 革細工]
カード・パスケースの手作り。
クラフト社「レザーハンドソーイングセット(Lether HAND SEWING SET)」を、なかなか使い始められなかったけど、ようやく実作業の開始です。
はじめに、CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム)の粉を溶かし練って、明日まで放置。
明日まで放置なので、というわけで、今日はここまで。
結局、今日やったことはCMCの粉末をぬるま湯に練り溶かしてみただけ。
正味量5gのうち、四分の一ほどを目分量で図り取り、使用した。説明書きのとおり、湯を少しずつ加えていった。はじめ、粉が固まりになって白いダマが出来てしまったけど、しばらく練っていたら溶けていって、透明になった。
説明書きに「半日放置すると均一に溶解します」と記載されているので、このまま明日まで放置する。
革の裏面(床面)の毛羽立ちを押さえ付けるためのものらしいので、糊や接着剤のようなものを想像していたけれど、市販の糊と比べると、ずっと薄くて水っぽい。
糊だとすると、かなり薄い。化粧水だとすると、かなり濃い。そんな感じ。
色は無く、全くの透明。
クラフト社「レザーハンドソーイングセット(Lether HAND SEWING SET)」を、なかなか使い始められなかったけど、ようやく実作業の開始です。
はじめに、CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム)の粉を溶かし練って、明日まで放置。
明日まで放置なので、というわけで、今日はここまで。
結局、今日やったことはCMCの粉末をぬるま湯に練り溶かしてみただけ。
正味量5gのうち、四分の一ほどを目分量で図り取り、使用した。説明書きのとおり、湯を少しずつ加えていった。はじめ、粉が固まりになって白いダマが出来てしまったけど、しばらく練っていたら溶けていって、透明になった。
説明書きに「半日放置すると均一に溶解します」と記載されているので、このまま明日まで放置する。
革の裏面(床面)の毛羽立ちを押さえ付けるためのものらしいので、糊や接着剤のようなものを想像していたけれど、市販の糊と比べると、ずっと薄くて水っぽい。
糊だとすると、かなり薄い。化粧水だとすると、かなり濃い。そんな感じ。
色は無く、全くの透明。
手作り「カード・パスケース」
本日(初日)の作業内容 まとめ
・少量のCMC粉末をお湯で溶かし練った。
・均一溶解させるため、そのまま一晩放置。
クラフト社 CMC (Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム) [手作り 革細工]
クラフト社CMCの入れ物、正味量5g。それを開けたら、中身は粉だった。ネット検索で見つけた各社商品も確かに粉状のものだったけど、でも、クラフト社の入れ物の形状からして、てっきり固形ワックスか、粘り気ある糊のような状態のものが入っているものと思っていた。勝手に勘違いしていただけだけど、ちょっと驚き。
現行のクラフト社商品カタログによると、初心者向けに道具一式のそろったセット(レザーハンドソーイングセット)の中から、CMCが消えてしまった。その代わりに「トコフィニッシュ」という商品がセットに組み入れられていて、それは粉状ではなく既に練り上げられたものらしい。当社商品カタログのCMCの説明欄では、「(CMCは)トコフィニッシュと同じですが・・・溶かして使って」などと書かれている。おそらく粉状のCMCは使いにくくって、既に練り上げられたトコフィニッシュのほうが便利なのだろう。
ともかく、私のはCMCの粉なので、しかたない。
入れ物の側面には使い方が書いてあって、水またはお湯で練るのだそうだ。
そのあと、半日放置して均一に溶解させねばならないらしい。すぐに使用できず、準備に半日かかるのか。面倒臭いのかも。
この入れ物の中で練り上げればいいのかな? そう思ったけど、どうやら違う。だって、この入れ物の大きさでは、100ccもの量が入らないっぽいです。
初心者向けセットなのだから、入れ物をもう少し大きめサイズにしてくれば使いやすかったのに。(使いにくいから、現行のセット商品ではCMCでなくなってしまったのだろうけど。)
おや? 異なる説明を見つけた。クラフト社商品カタログのCMC説明欄では、
・「5gに100ccを加える」 (私の入れ物での説明書き)
↓
・「3gに200ccを加える」 (現行商品カタログでの説明書き)
なので、薄め具合が3倍以上(3.3倍ほど)の相違。そんなに薄めていいなら、もっと多量に出来上がっちゃう。
同じ会社の説明書きなのに、薄め具合が3倍以上も異なるなんて。驚きだけど、「大ざっぱな目分量で実施して大丈夫」との証しと思おう。
使い方欄の反対側の側面には、「成分・注意・正味量」が載っている。
ともかく、吟面にシミをつけないように気をつけなくっちゃ。
「早めに使い切って下さい」と書かれてある。早めとはどのくらいかな? 別の作品は別の日に作りたいので、せめて数日くらいは日持ちしてほしいな。前述の「使い方」によると、使用前、均一溶解させるのだけで半日もかかるのだから、きっと、そこそこ日持ちするだろう。そういえば、 「天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい」ってことだった(昨日ブログ) 。腐敗しにくいのならば大丈夫じゃん。既に練り上げられた「トコフィニッシュ」という商品だってあるわけだし。
現行のクラフト社商品カタログによると、初心者向けに道具一式のそろったセット(レザーハンドソーイングセット)の中から、CMCが消えてしまった。その代わりに「トコフィニッシュ」という商品がセットに組み入れられていて、それは粉状ではなく既に練り上げられたものらしい。当社商品カタログのCMCの説明欄では、「(CMCは)トコフィニッシュと同じですが・・・溶かして使って」などと書かれている。おそらく粉状のCMCは使いにくくって、既に練り上げられたトコフィニッシュのほうが便利なのだろう。
ともかく、私のはCMCの粉なので、しかたない。
入れ物の側面には使い方が書いてあって、水またはお湯で練るのだそうだ。
水または湯で練るだけだから、簡単といえば簡単だ。でも、少しずつ加えて練るとか、ちょっと面倒臭そうな気配かも。
そのあと、半日放置して均一に溶解させねばならないらしい。すぐに使用できず、準備に半日かかるのか。面倒臭いのかも。
この入れ物の中で練り上げればいいのかな? そう思ったけど、どうやら違う。だって、この入れ物の大きさでは、100ccもの量が入らないっぽいです。
初心者向けセットなのだから、入れ物をもう少し大きめサイズにしてくれば使いやすかったのに。(使いにくいから、現行のセット商品ではCMCでなくなってしまったのだろうけど。)
考えてみると、CMCの5g全部+水または湯100ccもの量を練ってしまうと、かなりたくさん出来てしまう。クラフト社基本セットに付属の2つ(「カード・パスケース」と「コインパース」)を作るには、きっと多すぎるんじゃないのかな。となると、CMCの少量の粉を量り取る必要がある。1g単位の微量を量る装置なんて持ってない。どうしよう。目分量でやるしかないね。
おや? 異なる説明を見つけた。クラフト社商品カタログのCMC説明欄では、
と書かれている。私のCMC入れ物の説明書きと違うじゃん。一層、ずっと薄めちゃっていいことになるよ。CMC3gに水か湯200ccを加え・・・
・「5gに100ccを加える」 (私の入れ物での説明書き)
↓
・「3gに200ccを加える」 (現行商品カタログでの説明書き)
なので、薄め具合が3倍以上(3.3倍ほど)の相違。そんなに薄めていいなら、もっと多量に出来上がっちゃう。
同じ会社の説明書きなのに、薄め具合が3倍以上も異なるなんて。驚きだけど、「大ざっぱな目分量で実施して大丈夫」との証しと思おう。
使い方欄の反対側の側面には、「成分・注意・正味量」が載っている。
「革の吟面」って何だろう? 調べたところ、革の表面のことだった。「ギンメン」と言って、「吟面」または「銀面」と書くらしい。なんかカッコいい呼び名。なお、革の裏面のことを「トコメン」と言って、「床面」と書くらしい。革を裁断したときの側面のこと(端っこの裁断面こと)を「コバ」あるいは「コバメン」と言って、「木端」あるいは「木端面」と書くらしい。
ともかく、吟面にシミをつけないように気をつけなくっちゃ。
「早めに使い切って下さい」と書かれてある。早めとはどのくらいかな? 別の作品は別の日に作りたいので、せめて数日くらいは日持ちしてほしいな。前述の「使い方」によると、使用前、均一溶解させるのだけで半日もかかるのだから、きっと、そこそこ日持ちするだろう。そういえば、 「天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい」ってことだった(昨日ブログ) 。腐敗しにくいのならば大丈夫じゃん。既に練り上げられた「トコフィニッシュ」という商品だってあるわけだし。
革細工に着手しよう。はじめに使う薬剤のCMC(Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt カルボキシメチルセルロースナトリウム)って何だろう? [手作り 革細工]
「革細工をはじめよう」、
「まずはクラフト社『レザーハンドソーイングセット』付属の材料でやってみよう」、
と思い立ったものの、なかなか着手できません。時間がとれないという言い訳もあるが、おっかなびっくり感がして、とりかかれない。
こんなことではいけないのだ。やるのだ。
と改めて思い直して、説明書「カード・パスケースの作り方」を読み返しました。
まずはじめに、「CMCを塗る」らしい。既に裁断済みのすべての革パーツに対し、その裏面全体へ塗るのだそうだ。
でもCMCって何だろう。気になる。
クラフト社のセットの箱に納められているCMCの容器には、
ネット検索したところ、色々と載っていた。
(でも、濁点つきでは載ってなかったけど。)
セルロースとか、カルボキシメチルとか、むかし習った化学用語で懐かしい響き。毒性がなく安全な薬剤とのことで、とりあえず安心。
でも、何のためにこの薬剤(CMC)を塗るのかな? 上記の(3)と(4)のどちらかだと思うけど、それぞれ少し意味合いが違うような気がする。
でも全体に塗ってしまうのだから、接着目的ではないはず。
もしも全体を接着させちゃったら、カードとかを差し込めなくなっちゃうよ。
説明書を見直したところ、次の目的らしい。
まあ、やってみれば分かるかな。そうだよ。早くやろうよ。
「まずはクラフト社『レザーハンドソーイングセット』付属の材料でやってみよう」、
と思い立ったものの、なかなか着手できません。時間がとれないという言い訳もあるが、おっかなびっくり感がして、とりかかれない。
こんなことではいけないのだ。やるのだ。
と改めて思い直して、説明書「カード・パスケースの作り方」を読み返しました。
まずはじめに、「CMCを塗る」らしい。既に裁断済みのすべての革パーツに対し、その裏面全体へ塗るのだそうだ。
でもCMCって何だろう。気になる。
クラフト社のセットの箱に納められているCMCの容器には、
と書かれてある。「セルロース」でなく「セルローズ」と濁点つきで書いてあって、なんかカワイイ。成分:カルボキシメチルセルローズナトリウム
ネット検索したところ、色々と載っていた。
(でも、濁点つきでは載ってなかったけど。)
(1) カルボキシメチルセルロースナトリウム(Carboxymethyl Cellulose Sodium Salt)は、セルロースの水酸基をカルボキシメチルナトリウム基で置換し水溶性にしたもの。
(2) 毒性がなく安全な物質。食品、美容、医療用などに用いられる。
(3) 乳化剤や安定剤、増粘剤等の用途で用いられる。
(4) 強靭な透明皮膜を作り、接着性がある。天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい。
セルロースとか、カルボキシメチルとか、むかし習った化学用語で懐かしい響き。毒性がなく安全な薬剤とのことで、とりあえず安心。
でも、何のためにこの薬剤(CMC)を塗るのかな? 上記の(3)と(4)のどちらかだと思うけど、それぞれ少し意味合いが違うような気がする。
(3) 乳化剤や安定剤、増粘剤等の用途で用いられる。→ 革に塗ることで、革を柔らかく滑らかにするのかな?
(4) 強靭な透明皮膜を作り、接着性がある。天然糊料と比べて化学的安定性に優れ腐敗しにくい。→ 柔らかく滑らかにするのではなくって、革と革を接着させるために塗るのかな?
でも全体に塗ってしまうのだから、接着目的ではないはず。
もしも全体を接着させちゃったら、カードとかを差し込めなくなっちゃうよ。
説明書を見直したところ、次の目的らしい。
革の裏面全体へ塗り、すり込み、毛羽立ちを押さえる革の裏面の毛羽立ちを抑え(押さえ?)るためであって、革と革を接着させるためではないらしい。革の裏面の毛羽立ちを押さえ付けて、くっつけて、毛羽立たないようにして平らにするのかな。強靭な透明皮膜が作られるらしいしね。
まあ、やってみれば分かるかな。そうだよ。早くやろうよ。
私のは現行版の商品ででなくて旧版らしい。クラフト社「レザーハンドソーイングセット(Leather HAND SEWING SET)」。 [手作り 革細工]
クラフト社のホームページによると、現在、2種類のレザーハンドソーイングセット(Leather HAND SEWING SET)を販売中らしい。次のように説明書きされていた。
それら現行の2つと比べたところ、どちらも私のと少し違う。私のは何年も前に買ったやつなので、旧版商品らしい。きっと、現行のstandard版とlight版の2つに分かれる前のものなのね。現行の2種類ののち、どちらかというとstandard版に似ているのかな。
【メモ】
◎ 私の道具セット箱の内容:
◎ 現行standard版セットとわたしの旧版セットとの違いをメモ:
(クラフト社ホームページより抜粋)
HOME > はじめようレザークラフト > はじめに揃えるもの > 手縫い
http://www.craftsha.co.jp/3lethercraft/hajime_tenui.html
“ レザーハンドソーイングセットが2つになりました。
Standard はオリジナルアイテムが製作可能な裁断道具も入った手縫い基本道具のフルセットです。(中略)
Light は手縫い革キットシリーズを製作するための基本道具セットです。(後略) ”
それら現行の2つと比べたところ、どちらも私のと少し違う。私のは何年も前に買ったやつなので、旧版商品らしい。きっと、現行のstandard版とlight版の2つに分かれる前のものなのね。現行の2種類ののち、どちらかというとstandard版に似ているのかな。
【メモ】
◎ 私の道具セット箱の内容:
(1) 1本ヒシ目打 2mm巾 (クラフト社の商品No.8231)使い方とかよく分からないけど、なんだかカッコいい道具が色々とある。
(2) 4本ヒシ目打 2mm巾 (No.8241)
(3) 4本ヒシ目打 2.5mm巾 (No.8242)
(4) ステッチンググルーバー (No.8416)
(5) へりおとしNo.1 (No.8421)
(6) サンドスティック 2本
(7) ヘラ付ヘリみがき
(8) CMC(成分:カルボキシメチルセルローズナトリウム、正味量:5g)
(9) ボンドG17 溶剤形接着剤(即乾 強力 合成ゴム・皮革・金属・硬質プラスチック・木)
(10) 木槌
(11) ゴム板 20×14.7×1cm
(12) フェルト (No.8602)
(13) 手縫針(クラフト針)5本入 (No.8602)
(14) エスコード 麻手ぬい糸(タイプ:中細 20/3 30m 麻100%)
(15) 手縫いワックス
(16) カッターナイフ(エヌティー株式会社製、品番:L-500GRP)
(17) ビニール板
(18) 6×6cmの革 2枚
(19) 「カード・パスケースの作り方」の説明文書と材料一式
(20) 「コインパースの作り方」の説明文書と材料一式
(21) 「道具の使い方」「手縫いの仕方」の説明文書
◎ 現行standard版セットとわたしの旧版セットとの違いをメモ:
・「ガイドブック」が現行版セットに収納されているらしいけど、私の旧版セットには無い。おそらく、上記(21)の説明文書がガイドブックへグレードアップしたのかな。用紙1枚の説明文書からちょっとした冊子へと、かなりのグレードアップだ。
・現行版セットでは「No.4364 カードパスケースキット」が収納されているけど、私の旧版セットには、上記(19)と(20)の2つが収納されている。その点では、旧版の方がお得感があったね。
・私の旧版セットには6×6cmの革が2枚収納されていたけど(上記(18))、現行版セットには無さそう。そもそも、この革は何に使うためのものなのかな? 練習用なのかな? 不明だ。
・「丸ギリ」が現行版セットに収納されているけど、私のセットには無い。おそらく、私のセットの1本ヒシ目打(上記(1))が丸ギリに代わったのかな。
・「トコフィニッシュ」が現行版セットにあるけど、私のセットに無い。おそらく、CMC(上記(8))がトコフィニッシュに代わったのかな。
・「サイビノール」(酢酸ビニル樹脂の水性系接着剤)が現行版セットにあるけど、私のセットに無い。おそらく、ボンドG17(上記(9))がサイビノールに代わったのかな。
・「ジラコヘラ」が現行版セットにあるけど、私のセットに無い。おそらく、チューブ式のボンドならばヘラがなくても塗れたけど、それがサイビノールに代わったのでヘラが必要になったのかも。
・現行版にはゴム板(極小)が収納されていて、それはクラフト社カタログによると20×15×1cm。ところが、私のは微妙に小さかった(上記(11))。縮んじゃったのかな。
・「別たち」が現行版セットにあるけど、私のセットに無い。おそらく、上記(16)のカッターナイフが別たちに代わったのかな。別たち、カッコいい。欲しいな。
・箱の表面の図柄が違う。現行版では内容物が図柄表記で列挙されていて分かり易そうだ。
クラフト社「レザーハンドソーイングセット(Leather HAND SEWING SET)」に同梱のサンプル具材。「カード・パスケースの作り方」と「コインパースの作り方」の2つ。 [手作り 革細工]
長らく放置の革細工道具セット<クラフト社「レザーハンドソーイングセット(Leather HAND SEWING SET>の箱。その中をよくよく見たところ、サンプル材料が2つ入っていた。革材料と作り方の説明文書のセットで「カード・パスケースの作り方」と「コインパースの作り方」の2種類。買ってから何年も経っているのに、材料の革には特段の痛みも無いようだ。よかったな。
「手縫いで作る革のカバン」(野谷久日仁子著)に掲載の、簡単そうな練習作品からはじめようと思ったけど、それよりも先に、まずは材料の揃っているこちらの2つから作ってみなくっちゃ。
とはいっても、すでに裁断されていて、切り込みも入っていて、金具まで取り付けられている。もう残りの工程はあまりないのでは? でも説明書によると、手縫いとか接着剤とかの工程が残っているらしい。手縫いの前には穴あけしたりもするのか。折り目を付けたりなじませたり、細やかな作業があるらしい。ちょっとしたことでも、簡単なようで簡単でないのかも。
「手縫いで作る革のカバン」(野谷久日仁子著)に掲載の、簡単そうな練習作品からはじめようと思ったけど、それよりも先に、まずは材料の揃っているこちらの2つから作ってみなくっちゃ。
とはいっても、すでに裁断されていて、切り込みも入っていて、金具まで取り付けられている。もう残りの工程はあまりないのでは? でも説明書によると、手縫いとか接着剤とかの工程が残っているらしい。手縫いの前には穴あけしたりもするのか。折り目を付けたりなじませたり、細やかな作業があるらしい。ちょっとしたことでも、簡単なようで簡単でないのかも。
「手縫いで作る革のカバン」(野谷久日仁子著,NHK出版発行)を読みかえした。 [手作り 革細工]
早速、「手縫いで作る革のカバン」(野谷久日仁子著,日本放送出版協会)を読んだ。というか、久しぶりに読みかえした。幾つもの作品例が挙げられているけど、大半の例がカバン。パスケースや名刺入れ、めがね入れとかも例示されているけど、やっぱり複雑な小物は難しいのかな。私としては、財布が作りたい。複数の収納ポケットがあって、カードがたくさん挟めるのが作りたいのだけれど、初心者には複雑すぎて無理なのかな。
本を読み返していて思い出したのだけれど、そういえば、何年か前のこの本を購入したときも、財布の手作りが目的だった。当時使っていた財布がボロくなってきて買い替えようと思っていて、そうしたところ、この本が革細工キットとセットで売られていて、「革細工なんて面白そうだ、どうせなら財布を買い替えるんじゃなくって自分で作っちゃえ」と思い立ってこれらを買って、でも、やっぱり難しそうだなあと感じて、それで結局何も作らずに、道具類も未使用のまま放置していたなあと思い出した。
あれから何年も経ったけど、結局、当時のボロくなった財布を買い替えもせず、今でもボロく使用中です。
ともかく、作ってみないとね。まずは「練習作品の作り方」のページの
・ LESSON1 「パスポートケース」
・ LESSON2 「基本のトートバッグ」
・ LESSON3 「クロス縫いのミニショルダー」
というのからやってみようかな。順々にいかないとね。
材料の革を買いに行かなくっちゃ。
本を読み返していて思い出したのだけれど、そういえば、何年か前のこの本を購入したときも、財布の手作りが目的だった。当時使っていた財布がボロくなってきて買い替えようと思っていて、そうしたところ、この本が革細工キットとセットで売られていて、「革細工なんて面白そうだ、どうせなら財布を買い替えるんじゃなくって自分で作っちゃえ」と思い立ってこれらを買って、でも、やっぱり難しそうだなあと感じて、それで結局何も作らずに、道具類も未使用のまま放置していたなあと思い出した。
あれから何年も経ったけど、結局、当時のボロくなった財布を買い替えもせず、今でもボロく使用中です。
ともかく、作ってみないとね。まずは「練習作品の作り方」のページの
・ LESSON1 「パスポートケース」
・ LESSON2 「基本のトートバッグ」
・ LESSON3 「クロス縫いのミニショルダー」
というのからやってみようかな。順々にいかないとね。
材料の革を買いに行かなくっちゃ。
タグ:手縫いで作る革のカバン
革細工道具セットを見つけた。 「Leather HAND SEWING SET」(クラフト社)の箱が本箱に。 [手作り 革細工]
昨年末の大掃除のとき、革細工の道具セットと関連書籍1冊を見つけた。本棚に埋もれていた。何年か前、蒲田駅近くのユザワヤで見つけて、ワクワクのあまり、思わず買ってしまったやつ。なつかしいなあ。
箱のおもての表題には「Leather HAND SEWING SET」(クラフト社)と書かれてあって、箱の中には道具一式が少々の材料とともに詰まっている。久しぶりに改めて見たけど、面白そうなものが色々入っているね。なんだかオシャレだし。
一緒に購入した関連書籍は「手縫いで作る革のカバン」(野谷久日仁子著,日本放送出版協会発行)。著者のお父様は吉田カバン創業者とのこと。
セットで購入後、本は一読したものの、キット類はいまだ未使用のまま。もったいない。せっかくなので使ってみたい。それに、色々と手作りしてみたい。
まずは小さなものから作ってみようかな。そういえば、新しい財布が欲しい。ICカードケースも欲しい。もしかすると、小さなものは微妙な調整とかで難しいのかな。そうだとすると、財布は難しいのかな。カードケースなら、いけそうかな。まあいいや。とりあえずやってみよう。うまく作れるといいな。
うまくいったら革のカバンも作りたいな。そもそも、関連書籍はカバンの作り方の本だしね。
もっとうまくいったら、革ジャンなんて、作ってみたいな。着たことないけど。
革のクツなんて、さすがに無理かな。
まずは本を読み直そう。
箱のおもての表題には「Leather HAND SEWING SET」(クラフト社)と書かれてあって、箱の中には道具一式が少々の材料とともに詰まっている。久しぶりに改めて見たけど、面白そうなものが色々入っているね。なんだかオシャレだし。
一緒に購入した関連書籍は「手縫いで作る革のカバン」(野谷久日仁子著,日本放送出版協会発行)。著者のお父様は吉田カバン創業者とのこと。
セットで購入後、本は一読したものの、キット類はいまだ未使用のまま。もったいない。せっかくなので使ってみたい。それに、色々と手作りしてみたい。
まずは小さなものから作ってみようかな。そういえば、新しい財布が欲しい。ICカードケースも欲しい。もしかすると、小さなものは微妙な調整とかで難しいのかな。そうだとすると、財布は難しいのかな。カードケースなら、いけそうかな。まあいいや。とりあえずやってみよう。うまく作れるといいな。
うまくいったら革のカバンも作りたいな。そもそも、関連書籍はカバンの作り方の本だしね。
もっとうまくいったら、革ジャンなんて、作ってみたいな。着たことないけど。
革のクツなんて、さすがに無理かな。
まずは本を読み直そう。